世界40の国と地域の検索連動型広告における主要キーワードCPC

 東京、沖縄、台湾、香港、タイ、シンガポール、韓国のアジア7拠点で、SEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、リサーチなどのグローバルマーケティングを展開するアウンコンサルティング株式会社(東証マザーズ:2459、本社:東京都文京区、代表取締役:信太明、以下アウンコンサルティング)は、このたび、 世界40の国と地域を対象に検索連動型広告における主要キーワードのCPCをまとめました。

世界40の国と地域の検索連動型広告における主要キーワードCPC

  CPC(Cost Per Click)とは、インターネット広告における掲載料で、クリック1回あたりに発生する料金のことです。 アウンコンサルティングでは、GDP上位世界40の国と地域を対象に、主要キーワードのCPCを調査いたしました。

<東南アジアで検索連動型広告実施が狙い目>
キーワード全体から、ヨーロッパ諸国などと比べ東南アジア(シンガポール除く)のCPC価格が低いことが読み取れます。東南アジアではインターネットの普及率は伸びているものの、インターネット広告に掛ける金額は未だに低く、これから伸び代がある市場であると言えます。現在多くの日本企業が東南アジアのインターネット広告市場に参入しつつあり、今後急激に伸びる可能性があると同時に競争原理がはたらきCPCが高騰してくると伺えます。また、インターネット人口はタイ26%、インドネシア18%など未だに少なく、今後高い伸び率があるのは東南アジアであると言えます。

  BRICS後の成長市場として注目が高まってきていた東南アジア経済ですが、2013年はタイの政治騒動やインドネシアのインフレ抑制政策により、東南アジア全体で経済は減速傾向でした。しかし、これらが収まった後の2014年、2015年は再び経済は上向きになると予想されています。特に2015年末にはAEC(ASEAN Economic Community)が創設されることもあり、世界経済においてより一層の東南アジアの存在感が強まると考えられます。

参考:http://www.adb.org/news/adb-sees-steady-growth-developing-asia-jp
http://www.jri.co.jp/page.jsp?id=24100
http://goo.gl/RnWj2Z
http://www.jri.co.jp/page.jsp?id=24353

【自動車保険】
アメリカの11,417円を筆頭に、欧米におけるCPCは高い数値を出しています。他のキーワードと比べてみても、”自動車保険”のCPCは特に高く、保険の重要性が世界的に高い事を表しています。

【出典:アウンコンサルティング株式会社2014年6月27日】

【介護老人施設】
介護老人施設のCPC調査で見えてきたのは、東南アジアの介護への関心は未だ高くはないという事です。日本同様、東南アジアでも高齢化が進んでいます。東南アジアで“介護老人施設”のキーワードにおけるCPCは低いだけではなく、検索すらされてない国もあります。東南アジア諸国では、介護が必要な高齢者の多くは自宅にいる事が多く、介護に対する意識が低い事が伺えます。
参考:http://goo.gl/alhhrB

【出典:アウンコンサルティング株式会社2014年6月27日】

【美容整形】
世界で美容整形の施術が多い国ランキングで日本は6位、韓国は7位に位置しています。しかし、二国間のCPCには大きな差があります。韓国では現在、美容整形に対して厳しい広告規制がかかっており、その影響がCPCに表れていると伺えます。

参考:http://goo.gl/0r2o20
http://www.afpbb.com/articles/-/3011045

【出典:アウンコンサルティング株式会社2014年6月27日】

【求人】
他のキーワード同様、東南アジアは全体的にCPCが低い結果となりました。インドネシアを例にとってみると、インターネットの普及率は約18%と、就職活動にインターネットが使われる機会が少ないと伺えます。
参考: http://goo.gl/RnWj2Z

【出典:アウンコンサルティング株式会社2014年6月27日】

【マンション】
日本は台湾に次ぐ、高いCPCを出しています。日本経済の回復により2013年度は不動産人気が高まり、また、2020年に東京オリンピックの開催も決まり、今後更に需要拡大によるCPCの高騰が予想されます。台湾は2006年から不動産需要が高まっており、未だに高いCPCであることから、不動産バブルが続いていると伺えます。
参考: http://goo.gl/TtO53R

【出典:アウンコンサルティング株式会社2014年6月27日】

※1 キーワードは国により表現方法が異なる為、同じ語句でも検索キーワードが公用語と異なる場合があります。
※2 CPCの値は検索連動型広告を1位~3位に表示させるための平均額を表しています。
検索連動型広告の1位~3位の表示位置は下記を参照ください。
http://www.globalmarketingchannel.com/press/20140702/date.pdf

調査概要

【調査主旨】 
世界40の国と地域の検索連動型広告における主要キーワードのCPC

【調査要綱】

  • 対象国:GDP上位40の国と地域、OECD加盟主要国を中心に当社にて抽出
    引用元:IMF – World Economic Outlook Databases (2014年4月版)
    http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2014/01/pdf/text.pdf
  • 調査機関:アウンコンサルティング調べ
  • 調査期間:2014年6月27日
  • プレスリリース本文中に出てくる各社サービス名称は、各社の登録商標または商標です。

【過去の調査記事】
・世界40の国と地域の検索エンジンシェアと推移【2014年6月版】 2014年6月24日リリース
https://www.auncon.co.jp/corporate/2014/0624.html
・世界40の国と地域のフェイスブック(facebook)人口推移【2014年6月】2014年6月17日リリース
https://www.auncon.co.jp/corporate/2014/0617.html
・タイの家電業界における日本ブランド検索トレンド調査 2014年4月22日リリース
https://www.auncon.co.jp/corporate/2014/0422.html
・タイの自動車業界における日本ブランド検索トレンド調査 2014年1月28日リリース
https://www.auncon.co.jp/corporate/2014/0128.html

[事業内容] 
東京、沖縄、台湾、香港、タイ、シンガポール、韓国のアジア7拠点で、SEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、リサーチなどのグローバルマーケティング事業を展開

[設立] 1998年6月8日
[本社]  東京都文京区後楽1-1-7 グラスシティ後楽2F
[代表者] 代表取締役 信太明
[資本金] 341,136千円 (2014年2月末現在)
[URL] https://www.auncon.co.jp
[沿革] 1998年6月 千葉県松戸市で設立 
  1998年9月 福島県福島市へ本社移転
  1999年10月 SEOコンサルティングを開始
  2001年1月 東京営業所を東京都文京区に開設
  2002年11月 PPC(リスティング)広告を販売開始 
  2002年4月 東京都文京区に本社移転
  2005年11月 東京証券取引所マザーズ市場上場
  2006年12月 沖縄支店を沖縄県那覇市に開設
  2008年4月 タイ・バンコクに現地法人設立 
  2010年6月 台湾・台北に現地法人設立
  2010年9月 香港、韓国・ソウルに現地法人設立
  2010年11月 シンガポールに現地法人設立

[プレスリリースに関するお問合せ] 
広報担当 七原/TEL:03-5803-2739 MAIL:pr@auncon.co.jp(ただし、@は半角)

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