ソーシャルネットワーキングサイトに関する利用動向調査

  アジア圏を中心に、東京、沖縄、シンガポール、韓国、台湾、香港、タイの7 拠点で展開し、戦略的なグローバルマーケティングを提供しているアウンコンサルティング株式会社(東証マザーズ:2459、本社:東京都文京区、代表取締役:信太明)は、このたび、ソーシャルネットワーキングサイトに関する調査(2011年2月)をまとめました。

調査結果

昨今インターネット業界で注目を集めるソーシャルネットワーキングサイト(以下、SNS)業界ですが、引き続き同業界が成長傾向にあることが本調査で判明致しました。日本におけるSNSカテゴリへの来訪者数データを見ると、ユニークユーザー数(複数のSNSサイトに重複して訪問したユーザー数は1ユーザーとしてカウント)は2009年12月時点で約2,960万人でしたが、2010年12月には約3,340万人へと1年で約380万人増加しており、増加率では約13%となっています。(図表1)ユーザー数増加の要因としては、昨年注目を集めたTwitterのユーザー数増加が挙げられます。

図表1:SNS業界ユーザー数推移

出典:コムスコア / メディア・メトリックス(MMX)2009年12月―2010年12月

また、SNS業界における新たなトレンドとして、特定の興味を基にユーザーが集まる特化型のSNSの成長が顕著です。同業界において最もユーザー数の増加率が大きかったのはジョギングやマラソンなどのエクササイズに特化したジョグノート(Jognote.com)で、同期間にユーザー数を約2.5倍まで伸ばしています。また、ジョグノート以外にも、地域情報に特化したロココム(Lococom.jp)、ビジネスマッチングに特化したリンクトイン(Linkedin.com)、及び声で遊ぶコミュニティサイトのこえ部(Koebu.com)などの特化型SNSのユーザー数が伸びています。(図表2)

図表2:SNSサイトユーザー数成長率上位サイト

出典:コムスコア / メディア・メトリックス(MMX) 2009年12月―2010年12月

そのような中、検索エンジン業界においてはFacebook上で共有されたリンクが検索エンジンの順位に影響を与えることを昨年度末にGoogleが認めるなど、SNSサイトがインターネットの世界においてその影響力を強めている傾向が伺えます。

SNSカテゴリ全体では継続的にユーザー数が増加し、且つ特定のコンセプトに特化した比較的新しいSNSの利用者が増えている点、また現時点ではFacebookのみではあるものの、SNSが検索エンジンの順位に影響を与えている2点を鑑みると、SNSが既にWeb業界において一つの業界・市場として確立されていることが読み取れます

調査主旨及び要綱

【調査主旨】
日本のソーシャルネットワーキングサイト業界におけるユーザー数の推移ならびに成長率の高いSNSサイトの状況を調査

【調査要綱】
・ データソース:コムスコア社が提供するインターネット視聴率データ、メディアメトリックス
・ 調査方法:コムスコア社が保有する調査対象パネルのインターネット使用データを基とした統計予測
・ 調査期間:2010年11月度集計

<SNS定義>
本調査におけるSNSとは、ソーシャルネットワーキングサイト、ソーシャルブックマークサイト、及びマイクロブログなどのサイト群より構成されています。

アウンコンサルティング株式会社
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