国境開放後のインバウンド復活に備える
世界各国が新型コロナウイルスに関連した渡航規制を緩和・撤廃するなか、ここ数年、行けなかった旅行再開への期待が高まっています。今、まさに旅行計画を立てている消費者へアピールするために、Expedia がディスプレイ広告の基本的なコツを紹介しています。まずは、ブランドカラーを明確にすること。ビーチリゾートホテルなら、人気のないビーチと青い海原を望むオーシャンフロントの部屋からの眺望を使用し、自分へのご褒美の旅だと、ひと目見てわかる写真を使用します。他にもロゴや色相、フォーマットなど様々なフォーマットを統一することで、複数回、広告を目にしたユーザーは、すぐに同じブランドだと認識できます。次に大切なのは、適切なターゲット設定です。富裕層をターゲットにするのか、小さな子供連れの家族旅行客をターゲットにするのかで、使用する写真やデザインは異なります。写真を使うなら、インスピレーションを刺激する写真を使いましょう。大自然の風景、美しい色彩の美しい、そして、楽しそうな人物などです。キャッチコピーは、簡潔かつ刺さるコピーを使用しましょう。テキストの量は、少なければ少ないほど雄弁です。たった数単語のコピーのほうが、多くの単語やフレーズをごちゃごちゃと詰め込んだものより、印象に残ります。アリゾナ州フェニックスの「Room to wander(彷徨う余地がある)」は、たった3単語で、フェニックスでは、素晴らしい風景が旅行者を待っていることを表しています。(参照※1、画像1)もし、割引サービスなど販促があれば、「最大50%オフ」や「特別オファー」など、お得な情報が、旅行者の目に入るようにしましょう。明瞭で魅力的なCTAボタンを配置しましょう。できるだけ3単語以内で。例えば「Book a trip(旅行予約)」や「Learn More(もっと詳しく)」。まだ、渡航制限が厳しい場合は「Plan Now(今すぐプランを立てる)」で、旅行を夢見ている層へ働きかけましょう。(参照※1、画像2)クリックした先のランディングページ(LP)も重要です。CTAボタンが促した行動がすぐに実行できるLPへリンクが必要です。もし「Book Now(今すぐ予約)」というCTAボタンであれば、LPで簡単に予約ができなければなりません。「Limited time offer(期間限定特典)」であれば、その特典のページへリンクしていなければいけません。また、インクルーシブでジェンダーニュートラルな単語を使用し、人種やハンディキャップなど多様性を表す写真を使用しましょう。参照(※1)
また、世界の旅行者の90%が、旅行を探している際に、サスティナブルなオプションがある方がいいと考えています。アジア太平洋地域(APAC)の旅行者は世界平均より多い95%がサスティナブルな旅行オプションに興味があると答えています。また、サステナビリティはコストがかかるということを、APACの旅行者は理解しています。サスティナブルな旅行は、割増料金になると思っている旅行者は100%です。そのうち、4割以上割増になってもいいと答えている割合は、インドが44%、中国が40%、オーストラリアは28%、日本は25%です。(参照※2、画像3)
【出典元】
※1 8 Tips for Creating Effective Display Ads – Expedia Group Media Solutions
https://advertising.expedia.com/blog/products-solutions/8-tips-for-creating-effective-display-ads/
※2 5 Sustainable Travel Trends for Asia Pacific Consumers – Expedia Group Media Solutions
https://advertising.expedia.com/blog/sustainability/5-sustainable-travel-trends-apac/