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未来をどう変えるか 非接触チェックイン・パーソナライゼーション・自動運転タクシー

非接触チェックイン・パーソナライゼーション・自動運転タクシー

  新型コロナウィルスの影響で、モバイルルームキーや非接触チェックインといった新たなデジタル技術がホテル業界に浸透してきています。ニューヨーク大学の調査によると、2022年中にモバイルルームキーを導入する予定のホテルは64.1%、75.7%が非接触キオスク(セルフサービス形式の無人チェックイン機)やモバイルチェックインを導入する予定と回答しています。調査は2021年10月～11月に北米ベース(76.2%)、欧州ベース(16.8%)のホテル525を対象に実施されました。マリオットやヒルトンなど大手ホテルチェーンも試験的に導入しています。(参照※1)旅行業界の最新テック情報を発信しているDestinationCTOは、パーソナライゼーションが、今後の旅行サービスの鍵になるとして、2つのサービスを紹介しています。一つはSahra.vipで、自分の食の好みなどを登録し、電子マネーアプリにその情報をひもづけすると、毎回毎回、予約のたびに要望を伝える必要はなく、数あるメニューやフードツアーのなかから、自分の好みにあうものだけに絞り込んでくれるというサービスです。サイトごとに絞り込み検索もあるでしょうし、それほど画期的なサービスかな？と少し、疑問に思っていましたが、その選択肢の多さをみて、納得です。動画では、肉・魚は食べるけれど、乳製品とグルテンを含む食品は食べない。アルコール飲料は飲む。昆虫も食べる。といった選択肢が見えます。ヴィーガンや小麦が食べられないセリアック病の人も多い欧米では、必要としている人が多いサービスだろうな、と納得しました。(参照※2、画像1)もう一つは2022年2月からサンフランシスコでサービスが開始されたロボットタクシー(電気自動車・自動運転タクシー)、Cruizeです。今はまだ、サンフランシスコの一部地域、夜間に乗車希望者リストへ登録した人のみへ200台が稼働と、試験運用的なローンチですが、今後、GoogleもWaymoというロボットタクシーを試験予定です。中国ではAlibabaのAutoXというロボットタクシー1000台がすでに走行中ということで、将来、ロボットタクシーによるバーホッピングツアー(飲み歩きツアー)も人気が出るのでは？と提案しています。DestinationCTOページ内の埋め込み動画やCruiseのツイッターアカウントでシェアされている試乗動画では、乗った人が口々に「まさに未来！」とコメントしています。(参照※2、※3、※4)私が、動画を見て思ったことも、まさに「わぁ！未来！」でした。私の拙文では伝えきれないので、ぜひ参照先の動画を御覧いただき、旅行ニューノーマルの最新テックをご確認ください。

  【出典元】
※1　Covid-19 pandemic drives mobile room key and contactless check-in adoption across hospitality industry • NFCW
https://www.nfcw.com/2022/02/23/376196/covid-19-pandemic-drives-mobile-room-key-and-contactless-check-in-adoption-across-hospitality-industry/
※2　Tour personalisation – how can we collectively fix distribution to better delight customers? – DestinationCTO
https://www.destinationcto.com/2022/02/tour-personalisation-how-can-we-collectively-fix-distribution-to-better-delight-customers/
※3　Real Driverless Cruise Cars Spotted Picking Up Passengers Around SF | The San Francisco Standard
https://sfstandard.com/community/its-finally-here-real-driverless-cruise-cars-spotted-picking-up-passengers-around-the-city/
※4　@Cruise / Twitter
https://twitter.com/cruise