微信WeChat 淘宝Taobao 快手Kuaishou ソーシャルコマース百花繚乱
11月末のブラックフライデーセールや年末商戦の前に、中国、いいえ世界最大のセールイベント、11月11日のシングルデーセールがあります。ECのミカタで中国越境ECプロバイダー24ABC株式会社の韓 徳鵬取締役が中国EC市場を解説しています。
中国にはシングルデー以外にも様々なショッピングイベントが有り、中国EC事業者の中には、こうしたイベントやセール期間中だけで、年商の30〜50%程度の売上を達成している例もあります。認知度をあげ、セールイベントで売上を上げるためには、中国で独自の進化をしているSNSサービスの利用が鍵となります。例えば月間アクティブユーザーが11億人にも達するとされるWeChatは、ほとんどの中国人が使っていると言っても過言ではありません。そして、今、中国のEC市場で見落としてはいけないのが「自媒体」の流行です。個人が独自の情報発信を行い、それがメディアとして成立している「自媒体」。日本のニュースサイトや個人ブログ、インフルエンサーなどに中国アプリの独自技術がソーシャルコマースを促進しています。(参照※1、図1)
中国のメディアでも、今、新たなライブストリーミングのスターは農民たち、と淘宝(Taobao)や快手(Kuaishou)といったビデオ編集・共有アプリで、農家が直接農作物を販売する流行をとりあげています。食への不安があるので、ライブストリーミングで生産地を確認し、視聴中に同じアプリ内で購入もでき人気です。(参照※2、図2)
※1 中国越境ECで成功のキー・ファクター|ECのミカタ
https://ecnomikata.com/original_news/22882/
※2 中国のライブストリーミングスターは農民 | Abacus
https://www.abacusnews.com/digital-life/short-videos-and-live-streaming-are-changing-lives-rural-china/article/3025332