シンガポールでもコナンフィーバー
人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』が日本では、2019年4月12日、シンガポールで6月13日から公開されています。シリーズ23作目の長編映画は、シンガポールが舞台で、マリーナベイサンズなど、シンガポールの数々のランドマークを舞台にコナンたちが、難事件を解決します。コナンたちが海外へ飛び出すのはシリーズ初。シンガポールで行われた映画のプレミア試写会で、シンガポール政府観光局(STB)もシンガポールがアニメの舞台に選ばれたことに大変喜び、「シンガポールは、情熱と可能性が出会う、エキサイティングな目的地で、まさに名探偵コナンの舞台にうってつけ」とコメントしています。
STBは日本のHISと提携し、名探偵コナンのラッピングシャトルバスで、映画の声優による録音案内を聞きながら、映画に登場したシンガポールの名所を巡るコナンツアーを開催します。ツアーに参加する家族向けにパスポート申請手数料のキャッシュバックもあります。シンガポール航空もコナンをテーマにキャンペーンを展開し、グッズプレゼントや機内で過去の同シリーズ映画の上映を行います。シンガポールのチャイナタウンにある、老舗漢方薬局にコナンをテーマにした壁画アートが登場しました。
STBはまた、「日本だけでなく、台湾、香港、タイ、マレーシア、フィリピンなどでもシンガポールの認知度アップに貢献してくれることを期待」しているとして、STB海外事務所で、各地での映画公開を検討しています。タイでは、名探偵コナンをテーマにしたカフェを設置し、映画をテーマにしたデザートやドリンクを提供し、映画のシーンをカフェで展示しています。(参照※1)
※1 名探偵コナン シンガポール旋風 – WIT
https://www.webintravel.com/how-one-japanese-genius-detective-boy-whipped-up-a-frenzy-in-singapore/