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    2019.05.29

 翻訳今昔 ウェブサイト多言語化 翻訳いろいろ メリットとデメリット

  大阪メトロの英語サイトで、「堺筋線」が「サカイマッスルライン」などと誤訳されているとして、ネットで大きく話題になったことはご存知でしょうか。マイクロソフトの自動翻訳をそのまま掲載してしまい、ページ閉鎖の事態に。他に「3両目」を「3 Eyes」、駅名の「天下茶屋」が「World Teahouse」に誤訳されていました。(参照※1)
  「堺筋線」は、固有名詞の「堺」と路線の「ライン」はがんばったのに、「筋」が「筋肉→muscle」となってしまい、台無しに。「3両目」は、英語にはない、1本、2本や1個、2個など数を表すとき、数えるものによって変える助数詞を翻訳できず、「3つの両目」と訳。「天下茶屋」は「天下」が「World」、「茶屋」が「Teahouse」。間違ってはいませんが、地名としては間違っています。機械翻訳が苦手な固有名詞などは、対訳リストを作成する必要があります。
  近年、著しく精度が向上した機械翻訳ですが、まだまだまだ人力翻訳にはかないません。そして、人力翻訳もクラウドソーシングから、原文をあますことなく翻訳するスタンダードな翻訳、そして、トランスクリエーションまたはコピーアダプトとも呼ばれる、文化背景やキャッチーさまで汲み取り、原文から大きく飛躍させた翻訳まで様々です。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、多くの日本企業が多言語化対応を急いでいます。(参照※2)新技術を上手く使いコスト削減できるところは削減し、大事なところはお金をかけ、伝わる&刺さる多言語サイト構築がキモとなります。最近の翻訳の種類とそのメリット・注意点を簡単に表にまとめました。ご参照ください。

ウェブサイト多言語化 メリットとデメリット

※1 堺筋を「サカイマッスル」と誤訳 | 共同通信
https://this.kiji.is/480356205338035297
※2 五輪向け多言語対応|NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO42523030V10C19A3EA4001/

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