旅行マーケティングのヒント
旅行者が検索しているタイミングを逃すな
米ボストンで検索マーケティングソフトウェアとPPCサービスを提供しているWordStreamが、ブログで旅行マーケティングの10のヒントを紹介しています。旅行者のカスタマージャーニー、SNS広告やリマケなどなど10のヒントのうち、検索需要の高まる時期について、興味深いまとめがあったので、ご紹介します。
消費者の心と頭、そして財布の紐をひらかせる最良の時期はいつでしょうか?それは春です。Bingの旅行調査によると、「vacation ideas バケーションのアイデア」の検索ボリュームは、4月にピークに達します。でも、旅行の目的地や内容によって、それに関連したキーワードの検索需要がいつ高まるのかは、異なります。
クルーズ:クルーズ旅行関連キーワードの検索ボリュームのピークは、1月です。
ビーチ:ビーチバカンスは一年中人気ですが、冬から春にかけて検索ボリュームが最も多くなります。
テーマパーク:検索ボリュームは冬に多くなりますが、ピークは7月です。
国立公園など:検索需要は春に最も高く、6月にピークに達します。
もし、消費者が検索しているとき、あなたのサービスや旅行目的地が簡単に見つけられなければ、予約や購入ができません。主要キーワードの検索需要が高まるのはいつなのかをしっかり把握し、消費者の目にとまるよう、戦略を立てなければなりません。(参照※1)
米企業の英語検索キーワード例なので、主に北米消費者の検索需要トレンドだと思いますが、4月は、恐らく世界的に旅行需要ピークでもある、夏の休暇先を検索している人が多いのでしょう。英語の「vacation ideas」の日本語「バケーションのアイディア」では検索ボリューム数が少なく検索需要は測れません。「夏休み、どこかいい旅行先はないかな」と検索する場合、日本語であれば「夏 旅行 おすすめ」などになるのではないでしょうか。ただ翻訳するだけではなく、対象国や地域に合わせた検索キーワードの選定が調査の段階でも重要です。
※1 旅行マーケティングのヒント | WordStream
https://www.wordstream.com/blog/ws/2017/04/19/travel-marketing-tip (英語)