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    2018.09.20

旅行関連のGoogleオーガニック検索ページ模様

旅行関連のGoogleオーガニック検索ページ模様

旅行検索各フェーズでタッチポイントの多いサイトは?

   米NYのSEOテックカンパニーConductorが、大規模OTAと個別の小規模旅行サイトが、Googleオーガニック検索でどう表示されているのかを調査するため、2018年上半期、消費者が航空券やイベントやツアー、ホテルなどの旅行商品やサービス・情報を検索した総計約1,200万件の検索で使用された約45,000の検索キーワードを自社SEOプラットフォームSearchlightで分析しました。
   トラベルカスタマージャーニー初期のフェーズでは、TripAdvisorがリードしています。中間フェーズではTravel US Newsが、最終フェーズでは、Cheapflights.comが、2018年前半の現時点ではExpediaを抑えてトップに立っています。恐らくExpediaなど多くのメジャープレイヤーが、もともとはホテル予約などに特化していたサービスを航空券やホテル、体験など様々な分野へ拡張していることが原因と考えられます。(参照※1、表1)

   また、ホテル検索では、オーガニック検索の56%を小規模事業者が占めています。(参照※1、グラフa)これは、TripAdvisorやExpediaといったメジャープレイヤーは、世界中の市場をターゲットとしており、各地のローカル検索においてはどのメジャープレイヤーも寡占状態ではないということです。もしユーザーが「ワシントンDCのホテル」と検索した場合、Hotels.comやMarriottだけでなく、各地のローカルホテルも競合相手に加わります。地域のローカルホテルや小規模旅行業者が注目すべきは、この点です。自社のターゲットを絞り込み、そのターゲットに最適化したサイトを構築することで、何千というページやコンテンツをメンテナンスしなければならないメジャープレイヤーに対抗できます。また、ジオタグなどを設置し、Googleユニーバサル検索(Googleが検索結果画面にページURLや説明文だけでなく、ニュースや地図、画像など様々な情報を自動表示するサービス)への最適化も重要です。ホテルやイベント関連の検索結果では、ユニバーサル検索のローカル情報が検索結果トップに一番多く表示されています。(参照※1、グラフb)

※1 旅行オーガニック検索調査 Conductor
https://www.conductor.com/blog/2018/07/travel-tourism-hotel-digital-marketing/ (英語)

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