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    2018.08.23

6月 ムスリム訪日数が増加

6月 ムスリム訪日数が増加

6月中旬のレバラン休暇とLCC新規就航で

   日本政府観光局(JNTO)は18日、6月の訪日外国人数(推計値)を発表しました。6月の訪日者数は、前年同月比15.3%増の270万5,000人で、6月単月で過去最高を記録。2018年1~6月期(上半期)の累計は、前年同期比15.6%増の1,589万9,000人で、20市場全てで過去最高を記録しました。これは6年連続の記録更新で、また前年より1ヶ月早く、1500万人に到達しています。
   さて、3月に昨年4月の桜の季節に訪日人数が多かったけれど、今年は4月祝日がなく、恐らく6月の断食明けの大型連休のレバラン休暇に訪日人数が増えるのではないかと予想したインドネシアですが、結果は、、、5万6,100人で前年同月比46.4%増!6月単月として過去最高となりました。レバラン休暇に加え有給休暇一斉消化日を合わせて大型連休の取得を政府が主導したこと、5月からのインドネシア・エアアジアXがジャカルタ-成田線を新規就航したことも、訪日数増に寄与しました。(参照※1、グラフa)

   また、インドネシアと同じイスラム教国のマレーシアからの訪日者数は前年同月比21.5%増の3万6,500人でした。こちらも6月として過去最高です。JNTOクアラルンプール事務所の丸山所長は増加の背景について、「6月中旬のハリラヤ・プアサ(断食明け大祭)と学校休暇が重なったことから家族旅行の需要が高まったと見られる」と説明しました。また、マレーシア航空のクアラルンプール-成田線が週2便に増便されたことも増加を下支えしたと指摘しています。(参照※2、グラフb)

   そうです。インドネシアもマレーシアも学校休暇が6月でした。こちら、5月にご紹介しておりますとおり、タイやオーストラリアは9月下旬、フィリピンは10月中旬、シンガポールとマレーシアは11月に学校休暇があります。また今月は、台湾政府から2019年の休暇予定が発表されています。プロモーションスケジュール立案に各国学校休暇と祝日予定をご確認ください!

※1 JNTO訪日外客数2018年6月推計値
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/180718_monthly.pdf
※2 6月訪日マレーシア人 – NNA
https://www.nna.jp/news/show/1790062

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