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    更新日:2022.11.14  公開日:2018.01.26

政府が観光庁予算を決議決定

政府が観光庁予算を決議決定
― 内訳 ―

2017年12月22日、政府が2018年度の観光予算を閣議決定しました。総額15%増の294億円、新税の国際観光旅客税(いわゆる出国税)は60億円の見込みです。248億円のおもな内訳は、4本柱とする「訪日プロモーションの抜本改革と観光産業の基幹産業化」に107億6800万円(15%増)、「“楽しい国 日本”の実現に向けた観光資源の開拓・魅力向上」に27億4900万円(23%増)、「世界最高水準の快適な旅行環境の実現」に97億5000万円(14%増)、「観光統計の整備」に6億1000万円(17%増)を充当。また、2018年度予算では、2019年1月7日以降の出国客から徴収する予定の国際観光旅客税(仮称、いわゆる「出国税」)による約60億円の歳入を見込んでいます。(参照※1)
国の基本的な予算規模を示す一般会計総額は97兆7128億円で、観光予算294億円は国家予算全体の0.03%にあたります。(参照※2)

観光庁予算推移

― 予算推移 ―

観光庁予算の推移をみてみると、爆買いにわいた2015年以降、予算額が倍増した2016年度は245億4500万円。2017年度は250億6000万円、2018年度は300億円目前の294億円と年々増加しています。また、柱となる施策は、プロモーション強化と訪日外国人旅行者受入環境整備など、表題は変われど内訳はほとんど変わりません。

― 海外の外国人旅行者受入 ―

旅行者受入では、シンガポールのチャンギ空港では、2017年10月より自動チェックインシステムを導入し、空港スタッフと言葉をかわすことなくチェックイン・出入国審査・搭乗が可能になりました。観光客でも事前登録もいらず利用できます。(参照※3)タイのスワンナプーム空港でも自動入国審査ゲートが導入され、2017年8月からシンガポールからの入国者が外国人としては初めてこの機能を使用できるようになり、今後対象国を増やす予定とのことです。(参照※4)その他、宿泊施設不足を補う民泊促進や、台湾をはじめ各国で普及しているシェア自転車、中国で急速に進む電子マネーによるキャッシュレス化などにも、積極的に取り組む必要があるのではないかと、個人的には思います。

※1 2018年度の観光予算 トラベルボイス https://www.travelvoice.jp/20171222-102872
※2 2018年度予算案の構成 時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_yosanzaisei20171222j-02-w680
※3 シンガポール空港新ターミナル BBC News http://www.bbc.com/news/av/business-41805394/checking-in-at-singapore-s-new-airport-terminal (英語)
※4 スワンナプーム空港 The Straits Times http://www.straitstimes.com/singapore/singaporeans-can-now-use-automated-gates-at-bangkoks-suvarnabhumi-airport (英語)

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