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    公開日:2023.07.20

なぜ多くの西欧ブランドがAPACで失敗するのか|デザインのエキスパートといわれているブランドがなぜ

西欧ブランドがAPAC、特に中国へ事業を拡大することが、近年、とても難しくなってきています。異なる市場へビジネスを展開することは、もはや自社サービスを直訳して事たりるものではないと、企業オーナーは気づいています。マーケティングコミュニケーション業界メディア、Campaign Asia-Pacific で、米シカゴに本社を置き、11か国でブランドデザイン・エクスペリエンス・サービスを提供している Marks 社の Danny Lye 副社長が、西欧ブランドが落いりちがちなアジア・ローカライズの失敗例と回避方法を寄稿しています。西欧ブランドであれば重宝がられたのは、今は昔。多くの消費者は、ひどく愛国的になってきていて、国産製品も西欧のビッグブランドの製品と同じくらい良い製品だと思い込んでいます。参入の難しさが高まる中、西欧ブランドは、軽々しく、ローカル文化を商品デザインや販促に取り入れ、失敗しています。例えば、ネズミ年だった2020年。パンデミックを想起させるネズミをいたずら心でデザインに取り入れた多くのハイブランドは、不適切、またはもっと悪いことに攻撃的だと批判されました。他にも、赤や金を多用したり、写真のバーバリーのスカーフのように漢字を使って中国消費者にアピールしようとしたり、亥年だからといって、ムスリムの消費者を考慮せず、豚をあしらったり。龍のデザインは、今やそのブランドの終わりを意味します。成功しているブランドは、展開する市場の声をよく聞き、その市場で何が流行っているのか、そのニュアンスまでくみ取っています。または、地元出身のデザイナーを起用したり、地元のベンチャー企業と提携し、その市場限定のブランドを立ち上げています。特に中国では、「国潮(Guochao)」という中国要素を取り入れたファッションが流行しています。文化のニュアンスまでくみ取り、多様性にこたえていかなければ、APACの次世代消費者は、そのブランドを通り過ぎていくでしょう。(参照※1、写真1)

大失敗に終わった中国スタイルのバーバリースカーフ

【出典元】
※1 Why so many Western brands get it wrong when talking to APAC audiences | Campaign Asia
https://www.campaignasia.com/article/why-so-many-western-brands-get-it-wrong-when-talking-to-apac-audiences/484804

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