中国を拠点とするデジタルマーケティング会社、ドラゴン・トレイル・インターナショナルと旅行業界向けのデータ分析会社フォワードキーズが、5月1日の中国での労働節休暇と夏の旅行シーズンを前に、中国アウトバウンド旅行について、最新の航空予約データと旅行者心理レポート「回復への第一歩」を発表し、ウェビナー(英語)も開催しています。中国は、海外から中国へ渡航する旅行者に観光を含めた全てのビザ申請受付を再開。4月29日以降は、中国入国の48時間前のPCRテストは必須ではなく、抗原検査の結果(陰性)の申告で入国可能で、中国入国後の隔離もありません。3年間ぶりに中国の旅行会社は海外旅行団体ツアーとパックツアーの販売を許可されました。2023年2月6日から、20ヶ国を対象に試験的にスタートし、3月中旬には40ヶ国への海外旅行が可能となりました。3月中旬には、ほとんどの国では、中国からの渡航者へのPCRテスト陰性証明などの渡航制限を撤廃。(参照※1、※2)日本は4月5日に新型コロナのワクチンを3回以上接種していれば陰性証明不要としました。(参照※3)中国の旅行者は、コロナ前より、混雑する観光スポットを避け、アウトドアを好むようになりました。しかし、未だビザや飛行機やホテル、ガイドまで提供するフルパッケージツアーを海外旅行に行くなら選ぶとの回答が60%以上となっています。(参照※1、グラフa)
【出典元】
※1 Chinese Traveler Sentiment Report: April 2023 – Dragon Trail International
https://dragontrail.com/resources/sentiment-reports/china-traveler-sentiment-report-april-2023
※2 What’s New in Chinese Outbound Travel April 2023 – Dragon Trail International YouTube channel
https://www.youtube.com/watch?v=A47Y4WyX_t0
※3 中国からの入国規制緩和 コロナワクチン3回接種で陰性証明不要 – 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA050YI0V00C23A4000000/