海外SEOチェックリスト：海外SEO対策の確認ポイント

海外SEOチェックリスト：海外向けウェブサイトのSEO対策できていますか？

多言語サイトを運営しているが海外向けサイトのSEO対策がわからない、自己流でSEO対策しているつもりだけど合っているかわからない…そんな悩みはありませんか？ 

今回は、海外SEOを行う上で特に重要な項目の一部をチェックリストとしてまとめてみました。自社サイトの状況を確認し、十分な対策が講じられているかチェックしてみましょう。 

クローラビリティを意識したSEO対策ができていますか？

クローラビリティとは

クローラビリティは、検索エンジンのクローラーがウェブサイトを巡回して情報を収集し、その情報を検索エンジンのデータベースにインデックスすることができる状態を指します。クローラビリティが高いウェブサイトは、検索エンジンにとってアクセスしやすく、インデックスされやすいという特徴があります。 

ページ表示速度

ページ表示速度とは、あるWebページにアクセスしてから、ページのコンテンツが完全に表示されるまでの時間を指します。Googleは、ユーザーに快適な検索体験を提供するため、表示速度の速いサイトを評価する傾向があります。特にモバイルデバイスでの表示速度は、モバイル端末の普及に伴い、ますます重要になっています。 

URL構造

ウェブサイトのURL構造は、クローラーが効率的にサイト内を巡回し、インデックスするための重要な要素です。階層が深すぎる構造は避け、ツリー構造のようなシンプルで分かりやすい構成にすることで、Googlebotとユーザーの両方にとって理解しやすいサイト設計が実現します。

内部リンクは適切に設置できていますか？

内部リンクとは

同じウェブサイト内のページ同士を繋ぐリンクを指します。ユーザーが関連する情報にスムーズにアクセスできるようになり、サイト内での滞在時間が長くなるというメリットだけでなく、検索エンジンが、内部リンクをたどることでサイトの構造を理解しやすくなり、インデックスされやすくなるというメリットもあります。 

リンクのアンカーテキスト

サイト内に設置されているリンクがついたクリック可能なテキストを指します。ユーザーと検索エンジンの両方にリンク先の内容を明確に伝える役割を果たします。適切に設定することで、検索順位の改善に貢献します。 

関連性の高いページ同士を相互リンク

サイト内の関連性の高いページ同士をリンクで繋ぐことで、検索エンジンはサイトの構造をより深く理解し、評価を高めます。関連性の高い内部リンクを効果的に活用することで、ユーザーの利便性向上にも繋がり、結果的にサイト全体のSEO効果を高めることができます。 

パンくずリスト

パンくずリストは、サイトを訪れたユーザーが、サイト内の現時点の居場所を知るためのナビゲーションです。階層構造で視覚的に示すことにより、ユーザーがサイト全体の構造を理解しやすくなり、利便性向上に繋がります。 

対策キーワード・各種タグは適切に設定されていますか？

対策キーワードの設定

SEOにおける対策キーワードの設定は、最も重要なプロセスの一つです。国や言語ごとにキーワード調査を行い、各ページに適切なキーワードを設定します。ユーザーの検索意図や目的、競合ページの評価を考慮し、慎重かつ適切に対策キーワードを設定することが重要です。

タイトルタグとメタディスクリプションタグ 

タイトルとメタディスクリプションタグは、検索結果におけるウェブサイトの表示とクリック率に大きな影響を与える重要な要素です。 

タイトルタグ

検索結果画面に表示される、クリック可能なリンク部分。ユーザーが最初に目にする部分なので、タイトル表記を見て、ページのコンテンツが予測できる内容になっていることが重要です。 

メタディスクリプションタグ

検索結果画面のタイトル下部に表示される説明文。タイトルタグよりも詳細な情報を記載することで、ユーザーがページの内容を把握しやすくする役割を果たします。 

言語アノテーション（hreflangタグ）

言語アノテーションとは、多言語を所有するサイトにおいて、URL の異なる同一ページの存在を検索エンジンに認識させるために行う設定のことです。hreflang 属性を使用して、コンテンツのローカライズ版を Google に知らせる役目があり、hreflang タグを HTML 内に記述する方法が最も一般的です。 

海外SEOでお困り方は、弊社までお問い合わせください。

今回は、海外向けウェブサイトのSEO対策ができているかどうか判断するのに重要な部分をチェックリストとして紹介しました。現在運用されている海外向けサイトは、どのくらい考慮できているでしょうか？ 

アウンコンサルティングは1999年よりSEOサービスを開始し、日本から始まり、海外展開として韓国、香港、台湾、ベトナム、タイ、シンガポール、フィリピン拠点を中心にアウトバウンド、インバウンド、レジデント向けのサービスを25年間で2000社以上に提供してきた実績があります。

弊社のSEOコンサルティングサービスでは、今回ご紹介した評価項目に加え、様々な角度からサイトの課題点を洗い出し、お客様に最適な改善提案をさせていただきます。 もし海外SEO対策に課題を感じていらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。貴社のグローバル展開をサポートいたします。