オンライン旅行プラットフォームの Agoda によると、2024年8月15日の韓国光復節休暇には、海外旅行検索が昨年比 36% 増加しました。特に日本が人気で、Agoda の宿泊検索トップ5のうち、上位3位は日本の都市です。
【韓国光復節休暇宿泊検索順位】
1位 福岡
2位 東京
3位 大阪
4位 ベトナム、ニャチャン
5位 タイ、バンコク
【出典元】 ※1 Agoda Sees 36% Increase in Outbound Travel Searches from South Korea This Liberation Day | Taiwan News
オーストラリア旅行業協会 (Australian Travel Industry Association: ATIA ) が、2024年8月16日に発表したデータによると、2023年に日本を訪れたオーストラリアからの旅行者は、前年比125.9%と大幅に増加したことが、わかりました。インドネシアは同比35%、韓国は同比24%の成長率だったので、日本の成長が顕著です。ATIA の ディーン・ロング CEO は、「オーストラリア旅行者は多様な目的地への旅行意欲を持っている。日本やインドネシアへの旅行が増えているのは、ユニークで文化的な体験やアドベンチャー・ツーリズムに旅行者の興味がシフトしているサインだ」とコメントしています。
【出典元】 ※1 More Aussies heading for Japan – TTR Weekly
タイで「Ban Korea (韓国禁止)」ハッシュタグが、SNS で広がり韓国旅行を避け、日本や中国への旅行が増えているようです。
昨年、タイからの渡航者が、入国に必要な電子渡航認証(K-ETA)があるにもかかわらず韓国の入国審査管に入国を拒否され、タイに引き返すため多額の費用がかかった事例がありました。
韓国側としては、タイからの不法就労者が増加し、韓国国内で問題となっているため、入国審査を厳しく行っているようです。
「Ban Korea (韓国禁止)」ハッシュタグは、昨年第4四半期に X(旧 Twitter)でまず広まりました。韓国観光公社のデータによると、今年の第1四半期に、タイから韓国を訪れた旅行者の数が前年同期比21%減少しています。
【出典元】 ※1 ‘Ban Korea’ movement drives Thai tourists to China, Japan – Nikkei Asia