アウンコンサルティング株式会社(東証二部:2459、本社:東京都文京区、代表取締役:信太明、以下アウンコンサルティング)は、アジア8拠点で、マーケティング(SEM(検索エンジンマーケティング)サービス、インターネット広告など)、アセットなどのグローバルコンサルティングを展開しています。また、アジアにおいていち早くSEOを事業化し、2016年6月より19期目を迎えています。この度、世界40カ国を対象に、PCとモバイルにおける主要検索エンジンシェアを調査致しました。
※世界40カ国には国と地域を含みます。
国内外でインターネットマーケティングを実施するにあたり、どのような検索エンジンが使われているかを把握し、対応することが重要になります。アウンコンサルティングでは、2012年11月より世界40カ国を対象に検索エンジンシェアの推移を調査しています。今回は、2016年9月時点の各国・地域におけるPCとモバイルの主要検索エンジンシェアを調査いたしました。
■Googleのモバイルシェアの堅調な伸び
PCにおいて以前の調査同様、引き続き多くの国と地域でGoogleがトップシェアを維持しています。デバイス別で見ると、2015年同様スマートフォンでのシェア増加が継続しています。SEOの観点から見ても、2016年9月時点でGoogleが行っているスマートフォン向けのアルゴリズム更新や機能拡充は、昨年より影響が大きくなっています。今回もアメリカ、台湾、タイ、フランスの4カ国と例として、弊社が検索エンジンシェアの調査を始めた2012年11月から2016年9月まで、デバイス別にGoogleのシェアがどのように変化しているのかを調査いたしました
アメリカ、台湾、タイ、フランスにおける2012年11月~2016年9月のGoogleシェア【PC】
アメリカ、台湾、タイ、フランスにおける2012年11月~2016年9月のGoogleシェア【モバイル】
PCについては2015年11月以降も台湾のGoogle検索エンジンシェアが上昇し、80%以上を維持しています。モバイルについてはGoogleシェアが98%前後で安定しているタイ以外の3カ国でシェアの伸長が顕著であり、台湾ではモバイルシェアはGoogleが1位で安定しました。
昨年から続いているGoogleのモバイルフレンドリー対策やスマートフォン向けの機能向上などもあり、ウェブプロモーションでは引き続きスマートフォンを重視した施策を考えていく必要があります。
■モバイルにあわせた機能向上
PPC(Pay Per Click:リスティング広告 )関連のアップデートになりますが、2016年2月末、GoogleはPCの検索結果における右側の広告表示を削除しました。
> スマートフォンになれたユーザーは、PCでも同様の目線で画面を見る機会が多くなったため、右側の広告枠のクリック率が低下してきたこともひとつの要因として考えられています。こちらの変更については正式なリリース発表はなく、過去にあった広告枠のカラーチェンジなどと同様の細かいアップデートに含まれていたようです。尚、10月19日時点で、Yahoo!ジャパンにおいても右側の広告表示枠が削除されています。
>その他、2015年に実施したモバイルフレンドリーは、2回目のアップデートを2016年5月に行いました。(Googleジョン・ミューラー氏のTwitterより
https://twitter.com/JohnMu/status/730682483277234176?ref_src=twsrc%5Etfw)
モバイルフレンドリーツールのインターフェースも変更され、修正点などの確認がしやすくなっています。(https://search.google.com/search-console/mobile-friendly)
2015年末からGoogleが推奨しているAMPページについても、Googleが検索結果に「AMPマーク」を導入するなど、現時点ではランキング要素に入っていなくとも今後重要な要素の一つになることが想定されます。(https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/01/accelerated-mobile-pages.html)
>今回検索エンジンシェア情報を取得した40カ国中、前回同様Googleは35カ国でモバイルシェア90%以上の1位、36カ国でBingが2位となっています。Googleのシェア増加の勢いは継続しているため、この勢力図が大きく変化することは直近ではないと思われます。
検索エンジンに関連したプロモーションを行う際にはGoogleにおけるスマートフォンへの変化が多数みられることを認識した上で、常に最新情報を得て対策を考えることが必要です。
※言葉の定義として、検索エンジンとは検索クエリを提供する会社、ブランドを指します。具体例を挙げると、日本では最も人気のあるポータルサイトの一つ「Yahoo! JAPAN」は、検索エンジンとしては「Google」という扱いとなり、同様の理由から「Yahoo!台湾」や「Yahoo!香港」は Bing となります。
>■2015年11月 各国・地域におけるPCとモバイルの主要検索エンジンシェア
【調査主旨】
世界40カ国、主要検索エンジンシェア【PC、モバイル】
【調査要綱】
【直近の調査記事】
・2016年10月7日
「アウンコンサルティング、インバウンドプロモーション新サービス
「インバウンドプロモーションパッケージ」販売」
https://www.auncon.co.jp/corporate/2016/1007.html
・2016年7月28日
「アウンコンサルティング、「360捜索」の日本一次代理店である株式会社YICHAと協力体制を構築」
https://www.auncon.co.jp/corporate/2016/0728.html
・2016年7月27日
「アジア10カ国の親日度調査」
https://www.auncon.co.jp/corporate/2016/0727.html
■アウンコンサルティングのインバウンドマーケティングサービスのご紹介
インバウンドマーケティングは国によって、訪日回数や観光先など好まれるポイントや消費金額が異なるため、各国ごとに適したマーケティングを行うことが必要です。
アウンコンサルティングは弊社現地拠点リソースや蓄積ノウハウを活用し、対象国にあわせて最適な施策を組み合わせ、認知・販促効果の最大化を支援致します。
アウンコンサルティングでは、SEO(検索エンジン最適化)、PPC(検索連動型広告)、ソーシャルメディア、スマートフォン広告などのグローバルマーケティングサービスを、日本語だけではなく、外国語も対象に行っています。現在48の国と地域にサービス実績があり、英語、中国語(簡体字、繁体字)、タイ語やその他の外国語にも幅広く対応しています。また、台湾、香港、フィリピン、タイ、シンガポール、韓国の海外6拠点を生かし、アジアの現地情報やグローバルインターネットマーケティングにおけるナレッジを蓄積しております。グローバルマーケティングについて、また、現地情報の収集の際にも是非ご相談ください。
【グローバルマーケティングのサービス概要】
URL: http://www.globalmarketingchannel.com/promotion.html
アウンコンサルティング株式会社
[事業内容]
東京、沖縄、台湾、香港、フィリピン、タイ、シンガポール、韓国のアジア8拠点で、SEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、リサーチなどのグローバルマーケティング事業及びアセット事業を展開
[設立] | 1998年6月8日 | |
[本社] | 東京都文京区後楽1-1-7 グラスシティ後楽2F | |
[代表者] | 代表取締役 信太明 | |
[資本金] | 341,136千円 (2015年5月末現在) | |
[URL] | https://www.auncon.co.jp | |
[沿革] | 1998年6月 | 千葉県松戸市で設立 |
1998年9月 | 福島県福島市へ本社移転 | |
1999年10月 | SEOコンサルティングを開始 | |
2001年1月 | 東京営業所を東京都文京区に開設 | |
2002年11月 | PPC(リスティング)広告を販売開始 | |
2002年4月 | 東京都文京区に本社移転 | |
2005年11月 | 東京証券取引所マザーズ市場上場 | |
2006年12月 | 沖縄支店を沖縄県那覇市に開設 | |
2008年4月 | タイ・バンコクに現地法人設立 | |
2010年6月 | 台湾・台北に現地法人設立 | |
2010年9月 | 香港、韓国・ソウルに現地法人設立 | |
2010年11月 | シンガポールに現地法人設立 | |
2015年6月 | フィリピンに現地法人設立 | |
2016年10月 | 東京証券取引所二部市場上場 |
[プレスリリースに関するお問合せ]
広報担当 七原/TEL:03-5803-2739 MAIL:pr@auncon.co.jp(ただし、@は半角)