サイトや新規ページを作成する際、「URLはどのくらいの長さがいいのか?」とURLの設定に悩むこともあるでしょう。
URL設定は、後から変更すると工数がかかり面倒となるケースも多く、設定時点で最適化しておきたいものです。
URLを最適化することで検索エンジンのページ理解を促し、検索順位やインデックスの成否に影響を与えるため、SEOの観点からも重要です。
本記事では、Googleが推奨するURL設定の基本ルールと、サイトでよく見かける「パラメータ運用」の注意点について詳しく解説します。
目次
Googleは公式に「URL構造はできる限りシンプルにすること」を推奨しています。これには大きく3つの理由があります。
(補足)URLの最大文字数について
技術的にはブラウザやサーバーの制約により2,048文字程度まで処理可能※ですが、メタディスクリプション等での表示のされやすさを考慮すると、100文字以内を目安に、不必要な情報を削ぎ落とした簡潔な設定がベストです。
※Google公式:https://support.google.com/webmasters/answer/2648487?hl=ja
SEO効果を最大化するために、以下の7つのルールを基本方針として取り入れましょう。
| No. | ルール | 説明 | 例(○推奨 / ×非推奨) |
| 1 | 意味のある単語を使用する | ページの内容が推測できる英単語を選び、ユーザーと検索エンジンに中身を伝えます。 | ○ /seo-service/ × /page123/ |
| 2 | 「ハイフン(-)」を使用する | Googleは「-」を単語の区切りとして認識します。「_」は結合とみなされるため避けます。 | ○ url-structure × url_structure |
| 3 | 不要なディレクトリ階層を深くしない | 物理的なディレクトリ構造をシンプルに保ち、重要なページへのアクセスを容易にします。 | 第1階層:https://www.auncon.co.jp/ 第2階層:…/column/ 第3階層:…/column/seo/ |
| 4 | すべて小文字で統一する | 大文字と小文字が混在すると別ページと判定されるリスクがあるため、小文字に揃えます。 | ○ /column/ × /Column/(「C」が大文字) |
| 5 | 日本語URLはなるべく避け、英数字で構成する | 日本語URLはコピペ時に長い記号に変換され、管理やリンク切れの原因になるためなるべく避けます。 | ○ /sushi/ × /寿司/(転送時に不具合リスク有) |
| 6 | HTTPS(SSL化)を必須とする | 通信を暗号化しサイトの安全性を確保します。Googleのランキングシグナルのひとつです。 | ○ https://… × http://…(保護なし) |
| 7 | URLの正規化(canonical)を徹底する | 「wwwの有無」や「末尾のスラッシュの有無」を統一し、評価の分散を防ぎます。 | ○ example.com に統一 × www.example.com が混在 |
URLに日本語が含まれていても、Googleはアルファベット同様に内容を理解し、クロールすることが可能です。検索結果に日本語のURLが表示されることで、ユーザーがページ内容を直感的に理解できるというメリットもあります。
しかし、実務上は可能な限り英数字で構成することを推奨します。
日本語URLは、コピー&ペーストした際に英数字や記号の羅列へと変換(エンコード)されます。
日本語の文字数が増えるとURLが極端に長くなり、SNSでのシェア時にリンクが正常に機能しなかったり、アクセス解析ツールで正しく計測できなかったりするリスクが生じます。SEO効果に大きな差がない以上、管理のしやすさと確実性を優先し、英数字によるシンプルなURL設定を行うのが現在のスタンダードです。
サイトの利便性や開発効率を高めるために「パラメータ」や「ハッシュ(#)」を利用するケースがありますが、SEOの観点からは慎重な設定が必要です。
近年、スマートフォンアプリのようなスムーズな操作感を実現するために、「ページ全体を読み直さず、1つの画面内で表示内容だけをパッと切り替える仕組み」を採用するサイトが増えています。
この設定を行うと、URLの末尾に「#(ハッシュ)」を付けてページ内の動きを制御することができます。
例:example.com/products#item01
開発効率や操作性の面でメリットがある一方で、SEO最適化においては以下の特性を正しく理解しておく必要があります。
結果として、特定のキーワードで検索したユーザーを、直接その商品の情報へ誘導するチャンスを逃してしまう可能性があります。
各ページを独立してインデックスさせ、SEO効果を十分に発揮させるためには、以下のいずれかの方法を検討してください。
既存のURLを変更する場合、これまで積み上げてきた検索エンジンからの評価を維持するために、必ず以下の処置を行ってください。
URL設定は、単なるサイト内ページの「住所」を示す記号や文字の集合体ではなく、検索エンジンに対してサイトの専門性や構造を伝えるシグナルの一部です。特にパラメータやハッシュを利用して設定を行う場合は、ユーザーの利便性とSEOの双方のバランスを考慮し、戦略的に構築することが大切です。
とは言え、サイト設定や新規ページの設置場所を考えるには一定の工数がかかり、自社リソース上、そこまで手が回らないケースもあるでしょう。
そんな時は、アウンコンサルティングに一度ご相談ください。
弊社では、コンテンツ制作からウェブサイト全体のSEO支援まで、幅広くご支援させていただいており、貴社の状況に合わせた最適な運用・改善案をご提案いたします。