東南アジア大手 eコマース・プラットフォーム、Lazada(ラザダ)は、2024年12月12日に開催した 12.12 All Out Sale が、大盛況のうちに終了し、同社が2024年10月下旬にローンチした一連の Lazada の最新生成 AI ツールが、大きくエンゲージメントを促進したと発表しました。
テキストメッセージ・アプリ、Message+ でプロモーションコードを入力すると、ポイントなどをプレゼントする #LazzieChatHunt キャンペーンにより、ユニークビジター数が 76% 増加、AI へのエンゲージメントは 600 万件に達しました。これは、2024年11月の 11.11 セール時の2倍以上の成長です。
12.12 セールでは、バーチャル AI ショッピングアシスタント、AI Lazzie へ消費者からの能動的なインタラクションが増加し、パーソナライズされたおすすめ商品や各種割引情報などを参照し、東南アジアの買い物ユーザーが、12.12セール期間中に 4億8,300万USD もの節約に成功したと、Lazada は言っています。
Lazada の最新レポート Artificial Intelligence Adoption in eCommerce in Southeast Asia whitepaper(東南アジア eコマース への AI 浸透ホワイトペーパー)によると、東南アジア地域の消費者の 92% が、AI のパーソナライズされた商品おすすめ機能を信頼していて、90% が AI の商品情報要約機能を活用し、商品の特徴やおすすめポイントを確認しているなど、AI のショッピング機能に、大きな信頼を寄せていることがわかります。
この調査は、東南アジア市場での AI に対する認識と利用状況をより深く理解するため、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピンの東南アジア6カ国、 6,038人の eコマース利用者を対象に実施されたものです。
【出典元】
※1 Lazada’s AI-Powered 12.12 All Out Sale Generated US$483 Million in Savings for Shoppers in Southeast Asia – ANTARA News
※2 Lazada Announces Suite of GenAI Features to Transform Shopping and Seller Experiences in Southeast Asia – PR Newswire
※3 ARTIFICIAL INTELLIGENCE ADOPTION IN ECOMMERCE IN SOUTHEAST ASIA – Lazada