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    2019.11.27

UNWTO 国際観光客到着数と国際観光収入

国際観光収入ランキングで日本9位
  2019年のUNWTO(国連世界観光機関)による国際観光客到着数の日本のランキングは11位、国際観光収入は9位でした。2018年の国際観光客到着数は、前年比5%成長の14億人に達しました。国際観光輸出額(国際観光収入+旅客輸送)も前年比4%増加し、1兆7,000億USドルでした。アジア・太平洋が到着数及び観光収入で最大の成長率を記録成長を牽引しています。
  日本の国際観光収入から国際観光支出を差し引いた額は209億USドル(前年比31.4%増)で、この値は国際観光客到着者数3位の米国703億USドルには及ばないものの、同世界1位のフランス195億USドル、同5位のイタリア192億USドルを上回っており、日本は国際収支的には優良国といえます。なお、到着者1人当たりの観光収入が最も高い国はルクセンブルクで、これにオーストラリアが続き、双方ともに国際到着者1人当たり4,900USドルを獲得しています。
  国際観光客到着者数で、中国、タイに次いでアジアで第3位の日本。ラグビーワールドカップ2019及び2020年の夏季オリンピックの開催により、さらなる成長が期待されます。
  世界の旅行者のトレンドとして、UNWTOは以下の6つを上げています。旅の目的地で本物の体験、地元の人と同じような体験をし、自分を「変える」旅。インスタ映えする瞬間や体験を求める「見せるため」の旅。健康志向を背景に、ハイキングやサイクリングなどウェルネスツーリズムやスポーツツーリズムの興隆。シェアリング(アクセス)エコノミーの拡大。高齢化と核家族化に伴うひとり旅と数世代家族旅行。プラスチックごみや気候変動に配慮した持続可能型旅への意識向上です。

国際観光収入TOP10

※1 UNWTO Tourism Highlights 2019
https://www.e-unwto.org/doi/pdf/10.18111/9789284421152
※2 日本交通公社_旅行年報2019
https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2019/10/Annual-Report-all-2019.pdf

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