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    2018.09.27

2018年上期の訪日外国人消費指数 買い物代と宿泊費が減 食事代は増加

2018年上期の訪日外国人消費指数 買い物代と宿泊費が減 食事代は増加

UNWTO国際観光収入ランキングで初のトップ10入り!

   2018年上期の訪日外国人数は1,590万人と過去最高を更新しました。旅行消費額も2.2兆円と増加していますが、1人当たり支出は前年比減。訪日外国人の消費金額を、消費者物価指数を用いて実質指数化した訪日外国人消費指数(季調済指数)でも370.1で前期比2.5%減と3期ぶりに低下しています。費目別では、買物代は低下、飲食費は上昇しています。買物代指数(季調済指数)は、前期比9.8%減と3期ぶりの低下。指数値は472.8でした。宿泊料金指数(季調済指数)も、前期比2.9%減と3期ぶりの低下。指数値は310.7。一方、飲食費指数(季調済指数)は、前期比5.5%増の指数値432.5で14期連続上昇しています。(参照※1、グラフa、b)
   なお、8月27日に国連世界観光機関UNWTOが発表したツーリズムハイライト2018版で、日本は6年連続2桁成長の結果、2017年国際観光収入ランキングトップ10に初めてランクインしました。同レポートによるとアジア太平洋地域の旅行市場は2017年も好調に推移し、国際観光客到着数は6%増、国際観光収入も3%増加しています。アジアの中でも成長著しいのは中国人観光客の恩恵をうけた東南アジア市場です。インド人観光客の増加による南インド市場の成長顕著で特に国際観光収入は13%増加しています。(参照※2、グラフc)

※1 2018年1Q訪日外国人消費指数|経産省
http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20180817minikeizai.html
※2 UNWTO Tourism Highlights 2018
https://www.e-unwto.org/doi/pdf/10.18111/9789284419876 (英語)

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