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    2018.09.06

ニールセン消費者(景気)信頼感インデックス

ニールセン消費者(景気)信頼感インデックス

世界で最も消費意欲が高いのは東南アジア諸国の消費者

   四半期ごとに米NGOカンファレンス・ボードとニールセンが共同調査している2018年1Qの世界消費者(景気)信頼感レポートによると、東南アジア諸国の消費者は世界平均より高い消費者(景気)信頼感を感じており、消費意欲が高まっていると発表しました。2018年1Qの世界ランキングでは、フィリピンが2位、インドネシアは3位、ベトナム4位、タイは8位にランクインしています。余剰資金を貯蓄する消費者は、世界平均では52%のところ、ベトナムの消費者は、73%で首位をキープし、第3位フィリピン(68%)、第5位タイ(67%)、インドネシア、マレーシア、シンガポールが同率7位と続きます。今期は特にマレーシアの伸びが高く、前期より10ポイントも高い104ポイントを記録しました。これは2013年3Q以来の100ポイント超えです。(参照※1、グラフa)世界ランキングも前期30位から一気に15位となりました。マレーシア消費者の41%は、余剰資金は休暇旅行で使うと回答していて、2017年4Qに比べると1%減ですが、余剰資金使いみちのなかでは、貯蓄(65%)を除いてトップの使用用途となっています。(参照※1、グラフb)

   この調査を受けて、訪日マレーシア人について少し、調べてみました。2018年6月、マレーシアの訪日人数は前年比21.5%の3万6,500人。6月単月で過去最高を記録しています。(参照※2)ところが7月18日、観光庁が発表した訪日外国人消費動向調査2018年4-6月期(速報値)では、軒並み前年比15.2%~29.9%増している東南アジア諸国の中で、なぜかマレーシアだけが、前年比8.6%減です。(参照※3、表1)ニーズにマッチしたサービスや商品を提供できていないのでしょうか?

※1 消費者(景気)信頼感指数 ニールセン
http://www.nielsen.com/my/en/insights/news/2018/malaysian-consumers-cautiously-optimistic-in-q1-2018.html (英語)
※2 JNTO訪日外客数2018年6月推計値
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/180718_monthly.pdf
※3 訪日外国人消費動向調査 観光庁
http://www.mlit.go.jp/common/001245491.pdf

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