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    2024.04.16

米国 ブランド・インタラクティブが高いSNSは? | トップは Facebook YouTube が猛追

米国の消費者リサーチツール、Attestのデータ(2024年3月)によると、2023年に米国のインターネットユーザーにとって、最もブランド・インタラクティブが高かったSNSは、Facebook(61.5%)でした。YouTubeが、2022年の54.6%が10%以上増え、2023年は60.3%とFacebookに迫っています。2022年比で大きく成長したSNSプラットフォームは、TiKTokで約8%増えています。企業が各SNSを利用する際は、各SNSプラットフォームにあわせてコンテンツを最適化する必要があります。eMarketerによると、例えばFacebookユーザーはYouTubeユーザーより年齢層が高いため、斬新で実験的なコンテンツは、あまり効果的ではないと指摘しています。(参照※1、グラフa)また米国では、TikTok利用禁止が議論されています。米国小売業界で懸念される影響は、ソーシャル・コマースやライブストリーミング販売の成長の鈍化が予測されます。eMarketer の予測によると、SNSで商品やサービスを購入したことのある米国消費者の3分の一以上(36.9%)が、TikTokから購入しています。TikTokの利用禁止は、消費者の検索行動にも何らかの影響をあたえるかもしれません。消費者リサーチ会社、GWIの2023年のデータによると、Z世代(1997年~2021年生まれ)の消費者のうち実に51%が、従来の検索エンジンよりSNSでの検索を好むと回答しています。また、2023年7月の調査では、Z世代の過半数(52.5%)が、過去1ヶ月間にショッピングや新しい商品・サービスの発見にTikTokを利用していると答えています。TikTokの利用禁止は、特にこういった若い世代の検索行動に影響をあたえるでしょう。(参照※2、※3)米国で1億7,000万ユーザーいるといわれているTikTokを、旅行業界も活用してきました。格安航空会社、ライアンエアー(220万)や、Expedia(150万)とTrip.com(150万)、Booking.com(120万)など、TikTokで多くのフォロワーを獲得してる企業もあります。しかし、Phocuswright の2023年旅行消費レポートによると、旅行者は平均で2.4個のSNSを使用しています。TikTokに依存しすぎず、他のSNSへリスク分散が必要、とPhocuswrightは提言しています。(参照※4)


【出典元】
※1: The top social channels where consumers interact with brands – eMarketer
※2: What a TikTok ban would mean for ecommerce brands – eMarketer
※3: GWI Core: The World’s Largest Study of Global Consumers – GWI
※4: What a U.S.TikTok ban could mean for travel industry | PhocusWire

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