アジア8拠点で、SEM(検索エンジンマーケティング)サービス、インターネット広告、ソーシャルメディアなどのグローバルマーケティングを展開するアウンコンサルティング株式会社(東証マザーズ:2459、本社:東京都文京区、代表取締役:信太明、以下アウンコンサルティング)は、このたび、アジア10カ国を対象に、親日度とそれに関連するデータを調査いたしました。
※アジア10カ国には国と地域を含みます。
2014年の訪日外国人観光客数は1,341万人(日本政府観光局調べ)を突破し、過去最高を記録いたしました。今後、2020年の東京オリンピック開催まで、日本は今まで以上に各国から注目され、インバウンド市場の盛り上がりが予想されます。アウンコンサルティングでは、アジア各国・地域の人々が日本に対してどのような感情を持っているのかアンケートを実施、また、昨年行った同調査と比較し、アジア各国・地域の人々の日本に対する意識が、どのように変化したのかを調査いたしました。
■日本という国について
「日本という国が好きですか?」という質問に対し、中国を除く各国・地域で2014年の同調査と大きく変わりはありませんでした。中国では2014年の調査で、53%の人々が日本という国に対し「大好き」または「好き」という回答をしています。一方、今回の調査では、「大好き」または「好き」と回答した人が66%と、昨年と比べ日本に対して好感を持っている人の割合が13%も上昇しています。2015年1月19日に訪日中国人に対するビザ緩和が行われたこともあり、より多くの中国の人々が日本に興味を持っていることが、今回の結果から伺えます。
■日本人について
「日本人が好きですか?」という質問に対し、2015年の調査では韓国の68%の人々が「大好き」または「好き」と回答しています。韓国では、前述の「日本という国が好きですか?」という質問では58%の人々が「大好き」または「好き」と回答していますが、「日本人が好きですか?」の質問では10%も好感を持っている人の割合が上昇しています。このことから、韓国の人々は日本の国家に対しては良いイメージを持っていなくても、日本人に対しては好感を持っている人が多いことが考えられます。
■日本への旅行について
台湾、タイ、インドネシアを除く国・地域では、昨年の調査より日本に「とても行きたい」または「行きたい」と答えた人の割合が多い、または昨年の調査と数値は変わらないという結果がでました。台湾、タイ、インドネシアでも、日本に「とても行きたい」または「行きたい」と答えた人は、台湾が88%、タイが96%、インドネシアが95%と、いずれも高い数値となっています。
日本政府が「クールジャパン」など観光政策に力を入れていること、また、円安も重なり、“旅行先としての日本”という地位が、アジア各国・地域で確立してきたことが考えられます。
■日本に行きたい理由
アジア10カ国の人々がなぜ日本に行きたいのか、回答を9つのカテゴリーに分け、複数回答可としてアンケートを採りました。また、その他の項目には自由回答欄を設けています。
2015年の調査では、各国・地域において「行きたい観光地がある」、「日本食が好き」、「日本文化に興味がある」が特に高い割合となりました。しかし、各国・地域によって人気のあるカテゴリーには違いがあり、趣向は異なることが伺えます。
その他(自由回答)の項目では、各国・地域で「日本は清潔」、「日本人は礼儀正しい」という回答が多くみられました。アジアの人々が考える日本のイメージとして、【日本は清潔で礼儀正しい】という印象を持っている人が多いようです。各国・地域の人々の趣向を考えると共に、この【日本は清潔で礼儀正しい】というイメージを持っているアジアの人々の期待を上回るサービスを提供することが、盛り上がりを見せるインバウンド市場で、訪日外国人観光客を取り込む策になるのではないでしょうか。また、台湾、タイ、シンガポールの人々は“口コミ”を重視する傾向にあり、そのような国や地域の特色を踏まえた対策も、インターネットを用いたインバウンド施策では必須となってきます。
【その他(自由回答)への回答(※一部抜粋)】
・韓国
「距離が近くすぐに行けるから」
・中国
「日本は清潔だから」、「日本の田園風景を見てみたい」、「日本人は礼儀正しいから」
・台湾
「公共の空間が清潔だから」、「日本人の丁寧さと禅の文化に興味があるから」
・香港
「日本は清潔で、人々は礼儀正しいから」、「沖縄に行きたい」、「買物がしたい」
・タイ
「侍や忍者に興味がある」、「清潔」、「日本の犬種が好き」
・マレーシア
「桜が見たい」、「清潔」、「公共交通機関が整備されており、快適そうだから」
・シンガポール
「USJに行きたい」、「清潔、安全かつ日本人は礼儀正しい」、「ブランド物の買物がしたい」、「桜が見たい」
・インドネシア
「BABYMETALのライブに行きたい」、「アニメ『NARUTO-ナルト-』が好きだから」、「桜が見たい」
・ベトナム
「桜が見たい」、「一人で旅行をしても安全な国だから」、「日本の教育に興味がある」
・フィリピン
「桜が見たい」、「四季を体験してみたい」、「日本の教育や技術に興味がある」
《2014年8月26発表の親日度調査》
https://www.globalmarketingchannel.com/press/survey20140826
《2012年11月6日発表の親日度調査》
http://www.globalmarketingchannel.com/press/2012110602
【調査主旨】
アジア10カ国の親日度調査
【調査要綱】
【直近の調査記事】
https://www.globalmarketingchannel.com/press/index.php?year=2015&type=
■「第2回インバウンドEXPO Japan Shopping Pavilion inツーリズムEXPOジャパン2015」出展決定!
『インバウンドセミナー2015』〜今からはじめる本当のインバウンド[導入編]〜
2014年度には世界各国より約16万人が来場した、旅の総合イベント「ツーリズムEXPOジャパン」に、2015年度は『インバウン ドテーマゾーン』が設置される予定です。そして『インバウン ドテーマゾーン』に、アウンコンサルティングのブース出展が決定いたしました。国内外からインバウンド施策に精通した企業が一堂に会し、インバウンドに関する商談やプロモーション、ノウハウ蓄積が可能です。是非この機会にご来場ください。
アウンコンサルティング株式会社
[事業内容]
東京、沖縄、台湾、香港、フィリピン、タイ、シンガポール、韓国のアジア8拠点で、SEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、リサーチなどのグローバルマーケティング事業及びアセット事業を展開
[設立] | 1998年6月8日 | |
[本社] | 東京都文京区後楽1-1-7 グラスシティ後楽2F | |
[代表者] | 代表取締役 信太明 | |
[資本金] | 341,136千円 (2015年5月末現在) | |
[URL] | https://www.auncon.co.jp | |
[沿革] | 1998年6月 | 千葉県松戸市で設立 |
1998年9月 | 福島県福島市へ本社移転 | |
1999年10月 | SEOコンサルティングを開始 | |
2001年1月 | 東京営業所を東京都文京区に開設 | |
2002年11月 | PPC(リスティング)広告を販売開始 | |
2002年4月 | 東京都文京区に本社移転 | |
2005年11月 | 東京証券取引所マザーズ市場上場 | |
2006年12月 | 沖縄支店を沖縄県那覇市に開設 | |
2008年4月 | タイ・バンコクに現地法人設立 | |
2010年6月 | 台湾・台北に現地法人設立 | |
2010年9月 | 香港、韓国・ソウルに現地法人設立 | |
2010年11月 | シンガポールに現地法人設立 | |
2015年6月 | フィリピンに現地法人設立 |
[プレスリリースに関するお問合せ]
広報担当 七原/TEL:03-5803-2739 MAIL:pr@auncon.co.jp(ただし、@は半角)