事例紹介

東急リバブル株式会社 ソリューション事業本部 石井様

PPCではクリック数が導入前の10倍に。現地拠点を活かした戦略的な提案とスピーディな対応が決め手でした。

 東急リバブル様は1972年に創業後、不動産仲介のみならず、賃貸仲介や新築販売委託、不動産ソリューション、不動産販売等を行っております。また、2011年から海外展開を、台湾・香港・シンガポール・ロサンゼルス・ダラスと、グローバルに事業を展開されています。
 今回は東急リバブル様の中で海外展開を担う、ソリューション事業本部 海外営業部 東アジア営業グループの石井様(香港向けWebプロモーション担当)よりお話を伺いました。

ソリューション事業本部 海外営業部の会社におけるミッションをお聞かせください。

海外の投資家様に日本の物件をインバウンド投資としてご購入いただくということを目的としてサービスを展開しています。

ソリューション事業本部 海外営業部(2019年3月19日現在)は、海外の投資家様に日本の物件をインバウンド投資としてご購入いただくということを目的としてサービスを展開しています。台湾や香港では親日家が多く、近年は観光地にマンション等を購入して訪日中に滞在したりなどという需要も多くなってきています。 事業部としての今後の中長期的な目標は、次々に展開されている海外事業を軌道にのせるべく、取引件数・取引高・情報量の拡充を図り、継続的に利益を挙げられる体制を作ることです。

ご契約いただいた当初(2016年)の課題を伺ってもよろしいでしょうか。

当時、弊社は競合と比較して香港において無名に近い上に、どこから手をつけたらいいのか分からない状況でした。

 弊社では、アウンさんと契約をすることになった2016年当時は、香港よりも先に上海・台湾でサービスを展開していました。その中で香港からの問い合わせも多くなり、サービスの展開が始まりました。他の東アジア地域と比較して香港は顧客単価が高く、とても魅力的な市場でした。
 しかし、当時弊社は競合と比較して香港において知名度がほとんどなく、Facebookを活用したプロモーション(当時香港での利用率が8割を超える)を検討するも、海外向けということもあり、どう手をつけたらいいのか分からず、WebプロモーションはHP上での販促に留まっており、早急に知名度を獲得できるプロモーションを行う必要がありました。

アウンでご契約いただいた決め手はどういった点でしょうか?

香港の現地拠点を活かした戦略的な提案と、スピーディーな対応が決め手でした。

 アウンさんは香港を含むアジア圏内に拠点があり、海外で知名度をあげる上で現地に則した効果的なWebプロモーション戦略をご提案いただけると思いました。
 国により文化や言語が違うようにWebプロモーション戦略もそれぞれ特徴があります。その中でアウンさんはPPCにおいて香港スタッフによる掲載内容の翻訳が行うことができたり、香港の人が好む色合いやフォント、写真を考慮してご提案いただくことができました。
 また、ご提案内容は香港の海外投資家へのWebプロモーションについて費用別に訪問数や問い合わせ数のシミュレーションを細かく行っていただき、香港ではどういった戦略が効果的なのかが明確に記載され、素人が見てもわかりやすく、他社と比較したときに限られたコストの中で最も効果を出していただけると感じました。
 課題であったFacebookページ開設についても、企画から実施まで3週間というタイトなスケジュールだったのにも関わらずスピーディにご対応いただくことができました。
 知名度が低く、早急なブランディングが必要な中で、アウンさんはレスポンスが早く、提案が的確だったところが決め手でした。

現在行っている施策内容ついてお聞かせいただけますか?

ターゲットが5~20億の富裕層という中で、より質の高いお問い合わせを獲得できるよう施策に取り組んでいます。

 現在は日本不動産に投資している、もしくは投資を検討している香港人投資家をターゲットに、リスティング広告/ディスプレイ広告/Facebook広告/Facebook記事投稿サポート/SEO(予定)を行っています。
 PPCは2016年12月から開始しました。香港国内の対象顧客のボリュームは少ない市場ではありますが、まずはリーチ数を広げるため、リスティングキーワードの拡充やディスプレイネットワークの活用、香港用LPの作成をご提案いただきました。
 その結果、導入前はPPCのクリック数が数百程度だったのに対して現在までに十数倍に急増し、それに伴い、お問い合わせもコンスタントに獲得できるようになりました。
 顧客単価は5~20億の富裕層という中で、最近はより質の高い問い合わせを獲得できるようになってきています。直近では、香港人投資家が所有している日本不動産の売却相談が増加しており、その中には投資用区分マンションを十数戸まとめて売却したいという相談がきております。購入相談においては数億円の一棟オフィスに投資したいなどの相談が突然来たりもします(笑)

今後アウンに期待することはございますか?

新たな試みとして多言語SEO施策(繁体字・英語)も開始が決定。さらに「東急リバブル」というブランドを香港に浸透させるべく、お力添えをよろしくお願いいたします!

 アウンさんの運用実績から来期より予算を増やすことが決まり、今後は多言語SEO(繁体字・英語)にも取り組んでいくということが決まりました。現在進行中の施策で効果的な検証を継続しつつ、問い合わせを増やし、今まで以上に「東急リバブル」というブランドを香港に浸透させて行きたいです。
 香港人に日本不動産の購入・売却を依頼する際にどこに相談するかといった質問をしたときに「東急リバブル」と真っ先に上げてもらえることが今の一番の目標です。今後ともお力添えのほど、どうぞよろしくお願いいたします!

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