アウンコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:信太 明、東証スタンダード:2459)は、AIマーケティング*、グローバルマーケティング**などのマーケティング事業を展開しています。
この度、世界14の国と地域を対象に親日度や訪日意欲に関する調査を行いましたので、その結果をお知らせいたします。
* AIO(AI最適化:AIO×SEO)[サービス概要:https://www.auncon.co.jp/solutions/aio/]
** 国内外向けSEO(検索エンジン最適化)、国内外向け広告[サービス概要:https://www.auncon.co.jp/service/]
【第14回アウンコンサルティング親日度調査】世界14の国と地域における日本への好感度、訪日意欲、訪日計画時の情報源について
・対象の国と地域(N数):韓国(107)・中国(107)・台湾(108)・香港(107)・タイ(141)・シンガポール(108)・マレーシア(108)・インドネシア(118)・フィリピン(119)・ベトナム(114)・インド(202)・オーストラリア(108)・アメリカ(119)・イギリス(108)
・調査期間:2026年5月8日~2026年5月12日
・対象:対象の国・地域の20歳以上の男女
日本への好感度に関しては以下の結果となりました。

「大好き」「好き」の回答は、インドやタイをはじめ11カ国・地域で9割を超えました。インドでは「歴史/文化」や「商品の質が高い」、タイでは「四季の風景/自然」などへの関心が高く、両国とも日本との経済・文化交流の積み重ねが好感度を支えていることがうかがえます。特に韓国は、86.9%(前年比+15.1ポイント)となり、日韓関係の改善や人的交流の変化も背景に、好感度の改善とともに訪日意欲にも回復傾向がみられました。一方、アメリカは84.0%(前年比▲7.8ポイント)となり、前年から低下しました。
また、「大嫌い」「嫌い」と回答した人の割合をみると、中国では依然として高い水準にあるものの、前年比ではアメリカをはじめ複数の国・地域で上昇傾向が見られました。背景には、国際情勢や経済環境に加え、航空券や宿泊費など旅行関連費用への関心、混雑、災害情報など、訪日を検討する際に確認したい要素が多様化していることも影響している可能性があります。
日本について「大好き」「好き」と回答した方の理由は以下のとおりです (複数回答)。
※5%以上を緑、15%以上を黄色、20%以上を赤く色づけ


「日本食」が最も多く、前年とほぼ同水準を維持しました。特に東アジアの一部地域をはじめ、アジア圏で高い支持を集めています。次いで「四季の風景/自然」「商品の質が高い」「歴史/文化」が日本の魅力として広く支持されました。自国に降雪のないタイなど熱帯地域では自然への支持が高く、インドでは「歴史/文化」や「商品の質が高い」が際立つ結果となりました。
また、「漫画/アニメ」はアジア圏の一部地域で比較的高い支持がみられる一方、欧米豪では関心がやや低い傾向にあります。全体として日本を好きな理由の構成に大きな変化はなく、各国・地域の関心に応じて、日本の多面的な魅力が継続して評価されていることがうかがえます。
訪日経験に関する調査では以下の結果となりました。

香港では「3回以上ある」が50.5%と半数を超え、台湾でも41.7%となりました。韓国では「3回以上ある」が28.0%で、前年より約5ポイント増加しました。
一方、東南アジアや欧米では「1回もない」と回答した人の割合が増加しました。当社が発表した2024年・2025年の親日度調査でも、東アジアではリピーター層が厚い一方、東南アジアや欧米では日本への好感度が高くても未訪日層が一定数見られる傾向が確認されています。
訪日への関心が高まる一方、本調査では、日本への好感度が高い国・地域でも訪日経験や直近の訪日予定に差がありました。こうした好意を実際の訪日につなげるためには、国・地域ごとの不安や情報の探し方に合わせた発信が求められます。
訪日時期に関する調査では以下の結果となりました。

訪日希望時期では、香港は2026年内までの合計が70.1%となり、短期的な訪日意向の高さが見られました。台湾、インド、ベトナムも半数を超えており、訪日への関心の高さがうかがえます。韓国でも51.4%(前年比+12.3ポイント)へ上昇しました。
一方、フィリピンでは短期的な訪日意向が低下し、インドネシア、欧米豪、中国では「訪日予定なし」が約3~4割を占めています。日本への好感度の高い国・地域であっても、実際の訪日意向との間には差があり、地域ごとに異なる不安や情報接点の課題が依然として存在していることがうかがえます。
訪日都市に関する調査では以下の結果となりました(複数回答)。


訪問したい都市は東京が平均70.1%で最も多く選ばれ、次いで大阪、京都、北海道が続きました。大阪はアジア圏、京都は歴史への関心層、北海道は東南アジアで比較的高い関心を集めており、地理的な近さや体験価値も、訪問先を選ぶ際の要素となっていることがうかがえます。
一方、アメリカでは「日本には行きたくない」との回答が21.0%と他国より高く、都市ごとの魅力発信だけでなく、国ごとの心理的障壁にも配慮した情報発信が求められます。
訪日時の不安については以下のとおりです(複数回答)。
※5%以上を緑、15%以上を黄色、20%以上を赤く色づけ


旅行時の不安は、「店員との会話が通じない」が全体平均13.63%で最多となりました。この不安はフィリピンなど英語圏で高い傾向にあり、現場での多言語対応の重要性を示しています。
次いで「地震など自然災害」が全体平均13.32%となり、特に韓国では23.48%と比較的高い結果となりました。自然災害への不安は、訪日前の情報収集や現地での安心感に影響する可能性があるため、正確で分かりやすい多言語情報の整備が求められます。
今後は各国・地域の不安要素に応じて、SNSでの実体験に基づく情報発信や多言語による情報提供など、ターゲットに合わせた細やかな対応が必要とされています。
観光地を探す際の情報収集方法は以下のとおりです(複数回答)。
※5%以上を緑、15%以上を黄色、20%以上を赤く色づけ


「Google Map」が全体平均22.64%で最多となり、次いで「検索エンジン」が続きました。これらに加え、「旅行情報プラットフォーム」や「公式サイト」も利用されており、国・地域によって情報収集の方法に違いがあります。台湾・香港・ベトナムでは「クチコミ」、韓国・インドネシアでは「インフルエンサー」も一定の情報源として利用されています。
また、タイではSNS広告の利用が比較的高く、国・地域ごとの特性に合わせた情報設計が重要です。
ホテルを探す際の情報収集方法は以下のとおりです(複数回答)。
※5%以上を緑、15%以上を黄色、20%以上を赤く色づけ


「旅行情報プラットフォーム」が全体平均17.88%で最多となり、僅差で「Google Map」が17.31%、「検索エンジン」が15.49%と続きました。ホテル選びでは、予約・比較ができる旅行情報プラットフォームに加え、地図サービスや検索も主要な接点となっています。
インドなどでは「旅行情報プラットフォーム」の利用が比較的高く、台湾などでは位置情報を踏まえて比較できる「Google Map」が活用されています。前年と比べても、複数のチャネルを使い分ける様子がうかがえます。
飲食店を探す際の情報収集方法は以下のとおりです(複数回答)。
※5%以上を緑、15%以上を黄色、20%以上を赤く色づけ


「Google Map」が全体平均18.13%で最多となりました。「検索エンジン」、「旅行情報プラットフォーム」、「インフルエンサーの発信情報」、「観光協会や観光局の公式サイト」も一定数利用されており、飲食店探しにおいても複数の情報源が活用されています。
位置情報や営業時間、写真、レビューをまとめて確認できる利便性に加え、SNSやインフルエンサーの発信も参考にされていることから、食体験に関する正確で見つけやすい情報発信の重要性が高まっていると考えられます。
今回の調査では、日本への好感度は多くの国・地域で高い水準を維持している一方、前年との比較では国・地域ごとに変化が見られました。韓国では好感度と訪日意欲が回復傾向にあり、訪日経験者も増加しています。一方、中国やアメリカでは訪日意向に変化が見られました。好感度の高さと訪日意向の高さが必ずしも連動しない傾向があり、「日本を好き」と感じる気持ちと、実際に「日本へ行く」行動との間には、国・地域ごとの違いが表れました。
日本を好きな理由では、「日本食」「四季の風景/自然」「商品の質が高い」「歴史/文化」が上位となり、日本の魅力は引き続き多面的に評価されています。
一方、訪日時の不安としては、言語対応や自然災害、移動面などが挙げられており、好意を実際の訪日につなげるには、不安を解消する情報提供と、国・地域ごとの情報の探し方に応じた発信が求められます。
また、観光地、ホテル、レストランの情報収集では、「Google Map」や「検索エンジン」、「旅行情報プラットフォーム」が主な情報源となっています。旅行者は複数の情報源を比較しながら訪日計画を立てており、検索結果や地図サービス上で、必要な情報にたどり着きやすい環境整備の重要性は、今後さらに高まると考えられます。
SNSの普及により、混雑状況や旅行費用、災害情報など、旅行者が不安に感じる要素も事前に把握しやすくなっています。円安などを背景に「日本は比較的訪れやすい」というイメージがある一方、宿泊費など旅行関連費用への関心や人気観光地の混雑など、実際の旅行体験に影響する要素も増えています。そのため、「日本が好き」という気持ちと、「今行きたい」と思う気持ちの間に距離が生まれる可能性があり、好感度が高くても訪日意向が伸び悩む国が見られました。
今後は、観光地の魅力を伝える情報に加え、混雑を避ける方法や安心して滞在するための情報、地域の価値や楽しみ方を理解できる情報を、国・地域ごとの情報の探し方に合わせて発信していくことが重要になります。
近年は、従来の検索エンジンや地図サービスに加え、生成AIを活用して情報を探す動きも広がっています。訪日前の意思決定が多様化する中、海外向けSEOに加え、AIに自社や地域の情報が適切に参照されるためのAIO(AI最適化)を含めた情報設計が必要とされています。
アウンコンサルティングは、長年培ったグローバルマーケティングの知見と、最新のAI活用によるSEO戦略(SEO×AI)を融合した「AIO(AI Optimization:AI最適化)」に注力しています。今後も、信頼性の高い調査・分析を通じて、持続可能な観光とインバウンド戦略の推進を支援してまいります。
<参考資料>
【過去の親日度調査】
《2025年6月9日発表の第13回アウンコンサルティング親日度調査》
https://www.auncon.co.jp/press/research/2025-06-09/
プレスリリース本文中の各社サービス名称は、各社の登録商標または商標です。
本プレスリリースをご掲載される場合は、事前に当社までご連絡をお願いいたします。
| [社名] | アウンコンサルティング株式会社 |
| [本社] | 東京都千代田区丸の内二丁目2番1号 岸本ビルヂング6F |
| [設立] | 1998年6月8日 |
| [資本金] | 100,000千円(資本準備金538,774千円) 2026年2月末現在 |
| [上場取引所] | 東証スタンダード市場(証券コード:2459) |
| [代表者] | 代表取締役CEO信太 明 |
| [人員数] | 31名(正社員のみ21名) 2026年2月末現在 |
| [事業内容] | マーケティング事業 |
| – AIマーケティング(AI最適化・AIを活用したマーケティング支援) | |
| -グローバルマーケティング(国内・海外向けの販売促進) | |
| -メディアマーケティング(火災保険・地震保険の申請サポート) | |
| [URL] | https://www.auncon.co.jp | [お問い合わせ] | 広報担当 TEL:0570-05-2459 MAIL:pr@auncon.co.jp |