アウンコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:信太 明、東証スタンダード:2459)は、グローバルマーケティング(国内・海外向けの販売促進・AI活用支援)*、メディアマーケティング(火災保険・地震保険の申請サポート)**などのマーケティング事業を展開しています。
この度、Googleが発表した「Year in Search: 検索で振り返る 2025」にて、世界36カ国・地域における急上昇ワードを調査***しましたので、その結果をお知らせいたします。
前回2024年の調査を行った際のリリース(2025年1月23日)はこちらをご覧ください。
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*** 今回の調査における各検索キーワードランキングは、検索総数ではなく関心の高まりを測定した、「Googleトレンド」による推定値である点にご留意ください。
※国別の詳細なデータはページ下の一覧表をご覧ください。
2025年における検索トレンドを分析した結果、各検索キーワードをカテゴリ別にまとめると、「人物」に関するキーワードが最も多く、次いで「スポーツ」「エンタメ」「AI」「政治・社会」など、多様なカテゴリに分類されました。
【カテゴリ別のランクイン延べ総数】

(※)世界36カ国・地域の検索ランキングに登場したキーワードをカテゴリ別に分類し、そのランクインした数を合算したものです。
同一のキーワードが複数国でランクインした場合は、その国数分をカウントしております。
特定のキーワードについても、複数の国・地域において幅広いカテゴリでランクインしました。
【複数国でランクインした主な検索キーワード】

(※)各キーワードが、いくつの国・地域の検索キーワードランキングでランクインしたのかを示しています。
これらの結果から、2025年における社会の変化に対する人々の幅広い関心が、検索行動に色濃く反映されていることがうかがえます。
こうしたトレンドの背景や要因、国・地域ごとの特徴的な動きに関する分析は、世界の消費者や社会の関心、価値観、課題を把握でき、グローバル市場における各国・地域ごとのアプローチやサービス開発の最適化などにも役立てることができます。
今回の調査では、特定の人物に関するキーワードが延べ96回と最も多くランクインしました。これは全カテゴリの中で最多であり、その大半は政治的な節目や事件、著名人の訃報などがきっかけになっています。
こうした検索トレンドは、グローバル時代における多様な価値観や社会課題を理解する重要性を示しています。異なる立場を尊重し、分断を超えた対話や共感を深めることが、今後ますます求められます。
「スポーツ」カテゴリのキーワードは、延べ63回ランクインしました。その大半を占めたのは、2025年に各地で開催されたサッカーの国際的なクラブ対抗戦や、地域別のナショナルチーム大会に関するもので、改めてサッカーに対する世界的な注目度の高さが示されました。
一方で、各国で注目される競技が大きく異なる点も、本調査におけるスポーツカテゴリの特徴です。
日本では、大谷翔平選手の歴史的な活躍により、アメリカでの野球リーグの対戦カードを示すキーワードや、東京で開催された陸上競技の世界大会に関するキーワードもランクインしました。日本人選手のグローバルな活躍や、自国での国際大会開催が、日本独自のスポーツへの関心を象徴しています。
インド、アラブ首長国連邦、サウジアラビアでは、クリケットに関するキーワードが上位にランクインしました。特にインドでは、クリケットが最も人気のあるスポーツとされています。「Ormax Media Pvt. Ltd.」による2024年の調査では、インドのクリケット視聴者基盤は約6億1200万人として、他の競技を大きく上回っており(※1)、インド国内の各地で開催される試合や大会は、国内外に強い影響を与えています。アラブ首長国連邦やサウジアラビアでも人気が高まり、国内リーグや国際大会の開催などをきっかけに、今後の更なる市場の拡大が期待されます。
ヨーロッパでは、ドイツ、デンマーク、スウェーデンで、ハンドボールやアイスホッケーに関するキーワードがランクインし、北欧や中欧といった、地域に深く根ざした独自のスポーツ文化が根強い支持を集めていることが分かります。
こうした地域ごとの多様なトレンドは、アスリートへの熱狂、経済効果への期待など、世界中の人々が様々な感情を共有する場としても機能しています。この特徴を踏まえ、現地のスポーツ文化に寄り添ったマーケティングは、より強い共感や効果が期待できます。
・世界的なヒットを見せた「Labubu(ラブブ)」
香港出身のクリエイターが生み出したキャラクター「Labubu(ラブブ)」が、北アメリカや南アメリカ、ヨーロッパの12カ国(アメリカ、ブラジル、ドイツ、スペイン、オランダ、ベルギー、オーストリア、スイス、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、ポーランド)でランクインしました。2024年にタイをはじめとするアジア地域において、SNSやファッションシーンで話題となったLabubuは、2025年に世界的ブームへと発展し、地域・時間差を伴う波及現象(グローバル・タイムラグ・ヒット)として広がりました。
デジタルの拡散が、いかに短期間で巨大な経済圏を創出するかを示す、現代のキャラクターマーケティングを象徴する事例になったと言えます。
・インドネシアで人気のアニメ映画
インドネシアでは、「Jumbo」が1位にランクインしました。これはインドネシア発のアニメーション映画「Jumbo(ジャンボ)」を示しており、インドネシア国内の歴代アニメーション映画史上最高の興行成績を記録(※2)し、大ヒットを収めました。
ハリウッドや日本の作品が強いアニメ市場において、自国の文化や価値観を反映した国産アニメのトレンド化は、インドネシアのクリエイティブ産業が新たな黄金期を迎えた象徴と言えます。さらに本作は一部の海外でも配信・公開され、グローバルな視聴者層を獲得しつつあります。
今後、こうしたアニメの国際的な評価や市場拡大が、アジア発コンテンツのさらなる飛躍につながることが期待されています。
・2025年におけるAIのトレンド
「AI」カテゴリのキーワードは、延べ34回ランクインし、その内ツール名を示すキーワードについては、Googleが提供する「Gemini」が最も多く、13カ国・地域でランクインしました。
その要因として、検索機能やスマートフォンOSとの連携に加え、2025年8月にリリースされたAIモデル「Gemini 2.5 Flash Image(通称:Nano Banana)」の存在が挙げられます。
Googleの発表では、以前のモデルと比較して、人物の一貫性や自然言語による編集能力が飛躍的に向上したとされており(※3)、シンプルなプロンプトで違和感のない高度な画像の生成や、精密な部分編集が可能となりました。
2025年における生成AIは、従来の対話型をメインとする用途から、画像や動画の高度な生成が一般化した、クリエイティブ型への変化が特徴的であると言えます。Geminiのアップデートがそのニーズと合致し、多くの国で検索の急上昇を牽引したと考えられます。
次いで、中国発の「DeepSeek」は11カ国でランクインしました。2025年1月に、前例のない低コストかつ高性能なAIモデルの実現が、既存のAIビジネスや半導体需要の前提を揺るがし、将来収益への不安を招いたことで世界の株式市場に衝撃を与えました。
いわゆる「DeepSeekショック」と呼ばれる現象は、アメリカの「NVIDIA Corporation」をはじめとするAI半導体株の一時的な急落が象徴的で、各国に影響が広がりました。
また、DeepSeekはセキュリティ上の懸念から、一部の国や企業で利用が禁止・制限される動きも見られました。この規制や議論がニュースとして取り上げられ、AIの安全性やガバナンスをめぐる関心を高めたことも、ランクインした一因であると言えます。
各社のアップデートや競争が激化する中、生成AIは画像や動画の生成にとどまらず、テキスト、音声、コード、さらには複雑な操作の自動化など、領域を広げています。こうした進化は、企業にとってマーケティングや顧客体験の高度化、業務効率の向上、そして新しいビジネスモデルの創出にもつながると言えます。
成果を最大化するための各ツールの特性や、情報漏洩などのリスクも正しく理解した上で、自身の目的やニーズに合わせた主体的な使いこなしや、戦略的パートナーとして適切に取り入れることが重要です。
【複数国でランクインしたAIツール名を示す検索キーワード】

(※)各キーワードが、いくつの国・地域の検索キーワードランキングでランクインしたのかを示しています
・「iPhone 17」シリーズへの注目
「iPhone 17」に関するキーワードは、14カ国でランクインしました。2025年9月に発表・発売されたiPhone 17シリーズ(※4)は、Apple社が独自開発したAI「Apple Intelligence」を最大限に活用するためのメモリ(RAM)増強などが図られています。さらに、史上最薄の「iPhone Air」や、より大画面でカメラ性能を強化した「iPhone 17 Pro Max」など、革新的なモデルが注目を集めています。
特に、このキーワードは一般的に新興国市場とされる、ナイジェリアや南アフリカでもランクインしており、富裕層や都市部の中間層にとって、iPhoneは「ステータスシンボル」として強いブランド力を持っています。
AIや最新のiPhoneといったテクノロジーに関するトレンドは、先進国のみならず新興国市場への広がりも見せており、ブランド価値と進化する体験価値が、世界的なトレンドを牽引しています。
今後もAIやテクノロジーの進化は加速し、社会の在り方に大きな変化をもたらすことが予想されます。こうした変化を前向きに捉え、より安全で豊かなデジタル社会の実現に向けて、企業や個人が主体的にテクノロジーを活用していくことが期待されます。
オーストラリアとニュージーランドでは、2025年3月にオーストラリア北東部を襲った巨大サイクロン「Cyclone Alfred(アルフレッド)」がランクインしました。このサイクロンは、ゴールドコーストからサンシャインコーストにかけての広範な地域において、数年分に匹敵する豪雨や記録的な暴風に加え、数百万立方メートルもの砂が消失した劇的な海岸侵食、インフラ分断による大規模停電などをもたらしました(※5)。さらに、観光業や地域経済への経済的損失も発生しています。
これに伴い、ニュージーランドを含む近隣諸国でも緊急情報や被害状況を検索する動きが急増したと考えられます。気候変動による予測不能な規模の災害リスクは世界中で顕在化しており、都市計画や防災対策など、社会全体で持続可能な選択が求められます。
オランダ、ノルウェー、デンマークでは、「Stemwijzer」「Valgomat」「Kandidattest」といった、政党や候補者との意見の近さを診断するオンラインツールに関するキーワードがそれぞれランクインしました。これらは、主要な政策テーマに対する自分の立場を回答すると、どの政党・候補と考え方が近いか可視化するサービスです。
特に、2025年に選挙を控えた国や、連立政権・新党の台頭で政党配置が複雑化した国では、投票先を決める前のツールとして定着しつつあり、有権者が自らの価値観と言語化しづらい政策論点を整理するための実用ツールとして機能しています。
こうした動きは、AIによる政策マッチングや若年層の政治参加促進など、次世代の民主主義を支える新しい仕組みへと発展していくことが期待されています。
世界の検索トレンドには、社会や価値観の変化が表れ、グローバル市場における戦略立案やサービス開発において重要です。また、AI技術の急速な進化に伴い、これらの検索行動の変化を捉えた迅速なコンテンツの最適化「AIO (AI検索最適化)」が、グローバル展開の成否を分けます。
今後も、テクノロジーの進化や文化の多様化、社会課題の変化などに対応し、データを活用したマーケティングを通じて、世界の人々の期待やニーズに応える取り組みが、企業や社会にとってますます求められます。
【国・地域別 検索キーワードランキング】














【調査主旨】
世界36カ国・地域における、Google検索年間トレンドワード調査(2025年)
【調査要綱】
・対象国・地域: OECD加盟主要国を中心に当社にて抽出した36カ国・地域
※データの取得に関する制約により、本調査では中国、香港、ロシア、イランのトレンドデータは含めておりません。
・トレンドワードランキング取得方法:Googleトレンド「Year in Search: 検索で振り返る 2025(https://trends.withgoogle.com/ja/year-in-search/2025/)」より、各国・地域の急上昇ランキングを取得。
※一部の国において、Googleのデータ収集や表示の基準により、特定カテゴリに限定したランキングを取得しています。
韓国、ナイジェリア:「ニュース」カテゴリ
カナダ:「ニュース&イベント」カテゴリ
イタリア:「人物」カテゴリ
・調査実施期間:2025年12月15日~2025年12月23日
・Googleトレンドの集計に関する詳細:Googleトレンドのデータに関するよくある質問
– https://support.google.com/trends/answer/4365533
・The Year in Search Film, Social and Lists Data Methodology – https://trends.withgoogle.com/year-in-search/data-methodology/
【出典】
(※1) Ormax Media – The Ormax Sports Audience Report: 2024(2024年3月20日) , https://www.ormaxmedia.com/insights/stories/678-million-sports-audiences-in-india-game-on.html
(※2) Cartoon Brew – ‘Jumbo’ Shatters ‘Frozen II’ Record In Indonesia(2025年4月17日) , https://www.cartoonbrew.com/box-office-report/jumbo-shatters-frozen-ii-record-in-indonesia-becomes-highest-grossing-animated-film-in-countrys-history-246871.html
(※3) Google Developers Blog(日本語版) – 最先端の画像処理モデル Gemini 2.5 Flash Image のご紹介(2025年8月26日) , https://developers.googleblog.com/ja/introducing-gemini-2-5-flash-image/
(※4) Apple公式サイト プレスリリース – Apple、iPhone 17を発表(2025年9月9日) , https://www.apple.com/jp/newsroom/2025/09/apple-debuts-iphone-17/
(※5) Australian Bureau of Meteorology(オーストラリア気象局) – Severe Tropical Cyclone Alfred (22U)(2025年2月21日), https://www.bom.gov.au/cyclone/history/Alfred2025.shtml
プレスリリース本文中の各社サービス名称は、各社の登録商標または商標です。
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| [社名] | アウンコンサルティング株式会社 |
| [本社] | 東京都千代田区丸の内二丁目2番1号 岸本ビルヂング6F |
| [設立] | 1998年6月8日 |
| [資本金] | 100,000千円(資本準備金538,774千円) 2025年8月末現在 |
| [上場取引所] | 東証スタンダード市場(証券コード:2459) |
| [代表者] | 代表取締役CEO信太 明 |
| [人員数] | 36名(正社員のみ25名) 2025年8月末現在 |
| [事業内容] | マーケティング事業 |
| -グローバルマーケティング(国内・海外向けの販売促進・AI活用支援) | |
| -メディアマーケティング(火災保険・地震保険の申請サポート) | |
| [URL] | https://www.auncon.co.jp | [お問い合わせ] | 広報担当 TEL:0570-05-2459 MAIL:pr@auncon.co.jp |