2008年度版 中国P4P市場規模予測

検索エンジンマーケティング(SEM※2)を手がけるアウンコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:信太明)は、検索エンジンマーケティング(SEM)の鍵となるP4P(検索連動型広告※3+コンテンツ連動型広告※4)に関し、中国の2007年(1~ 12月)の広告費と今後の市場規模を試算いたしましたので、ここにお知らせいたします。
取りまとめの過程においては、みずほ総合研究所株式会社 調査本部アジア調査部に協力をいただきました。

P4P広告費の推移

■ 2007年のP4P広告費、前年比172%で27億元に拡大

2007年のP4P広告費は、前年比172%で27億元規模にまで市場が拡大しました。インターネットユーザーの拡大を背景に、中国におけるインターネット広告費は2007年には102億元となり、マーケティング活動において、インターネットを活用する動きが根付いてきています。その中で、百度、 Googleが高いシェアを持つ検索連動型広告は、インターネット広告費の成長を上回るペースで市場を拡大しつつあります。中国においては、2008年の北京五輪、2010年の上海万博を控え、GDPも引き続き10%を超える勢いで成長する見込みであり、それに連動するかたちで広告市場全体、インターネット広告および検索連動型広告市場の拡大が見込まれます。特にインターネット広告市場は市場を牽引するかたちで拡大することが見込まれ、GDPに対する比率は2011年に0.96%規模にまで高まるものと予測されます。。

検索連動型広告については、新規導入企業の増加による裾野の拡大と1社あたりの広告費の増加により、日本や米国等と同様に、インターネット広告費におけるシェアを高めていき、2011年には205億元規模にまで成長するものと予測いたします。

【市場規模算出の方法について】
中国を中心とする世界各国の報道資料やレポートによる動向調査のほか、業界関係者等へのヒアリング調査、ならびに当社独自の調査等により収集された情報を基に、試算いたしました。

【注記】
※1「P4P(ピーフォーピー)」 検索キーワードに連動して検索結果ページに表示される広告(検索連動型広告)、及びWebページの意味・内容を解析し自動的に配信・表示される広告(コンテンツ連動型広告)の総称を指す。なおここでは、パソコン向けP4Pに加え、モバイル向けP4Pを合わせてP4P としている。

※2「SEM(エスイーエム)」
「Search Engine Marketing」の略称で、検索サイト/検索エンジンを活用したマーケティング全般。

※3 「検索連動型広告」
P4Pのうち、検索キーワードに連動して検索結果ページに表示される広告。その掲載順位は入札価格等により決定され、広告がクリックされた時点で課金が発生する。オーバーチュア「スポンサードサーチ」やグーグル「アドワーズ広告」が代表的。

※4 「コンテンツ連動型広告」
P4Pのうち、Webページの意味・内容を解析し自動的に配信・表示される広告で、検索連動型広告の関連サービスともいえる。サイト運営者がページに広告スペースを設置すると、広告配信元はそのページ内容や文脈を解析し、適切な広告を配信する。代表的サービスはグーグル「コンテンツ向けアドワーズ広告」およびオーバーチュア「コンテンツマッチ」。閲覧者が広告をクリックした時点で広告出稿者への課金とサイト運営者への支払いが発生するものが一般的。

アウンコンサルティング株式会社
[事業内容] PCとモバイルにおける多言語(英語・中国語・日本語)での
SEM(検索エンジンマーケティング)に関するコンサルティング業務
[設立年月日] 1998年6月8日 [所在地] 東京都千代田区三崎町2-9-18 TDCビル6F
[代表者] 代表取締役 信太明 [資本金] 339,576千円
[会社URL] https://www.auncon.co.jp

本件に関するお問合せ先
コミュニケーショングループ 広報担当 [TEL] 03-3239-2890 [MAIL] pr@auncon.co.jp

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