平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。当社は、10月10日(金)に2026年5月期第1四半期決算を発表させていただきましたのでご報告いたします。
当第1四半期連結累計期間(2025年6月1日~2025年8月31日)におけるわが国経済は、雇用環境の改善や賃上げの動きが継続する一方、物価高による消費者マインドの抑制や、政治情勢の不透明感、地政学的リスクの高まりなどにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは主力であるグローバルマーケティングにおいて、営業活動の強化を図ってまいりました。その結果、問合せ件数の増加や新規顧客の獲得、既存顧客との関係強化など、着実に前向きな動きが見られております。一方で、売上に反映されるまでには一定の時間を要する状況です。今後も継続的に営業活動の強化を図り、収益基盤の安定化に努めてまいります。
2025年7月1日付でクラサポ株式会社より損害保険申請サポート「ミエルモ」を譲り受け、新たな収益源の確保と既存事業とのシナジー創出を図る取り組みを開始しております。「ミエルモ」は、火災保険・地震保険等の申請において専門的なサポートを提供するサービスであり、日本は地震や台風など自然災害が多発する災害大国であることから、今後もこうした保険申請のニーズは増加していくことが予想されます。当社のSEO・広告運用ノウハウを活用することで、効率的な事業運営と収益性向上が期待されます。今後もメディア系の事業譲受を積極的に推進し、メディアマーケティングを強化していく方針です。これにより、当社のマーケティング事業のさらなる拡大と多角化を加速させ、企業価値のさらなる向上を目指してまいります。
また、全社的なコスト削減施策を推進するとともに、業務プロセスの見直しや効率化を図ることで、組織のスリム化を進めております。これにより、固定費の抑制と資源の最適配分を実現し、収益構造の改善に向けた基盤整備を進めております。限られた経営資源を成長分野に集中させることで、持続的な収益力の向上を目指しております。今後も、経営の効率性と柔軟性を高める取り組みを継続してまいります。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は49,660千円(前年同期比20.2%減)、営業損失は23,031千円(前年同期は営業損失17,019千円)、経常損失は23,739千円(前年同期は経常損失は24,202千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は23,854千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失24,274千円)となりました。
今後ともご支援、ご指導いただけますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長CEO
信太 明 (しだ あきら)
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