サイトマップとは、文字通りサイト内の地図のことです。サイトの目次とも言えるでしょう。
サイトマップの目的は、そのサイトにどういうページ(コンテンツ)があるかを伝えることです。
サイト内のすべてのページへのリンクや階層図などが記載されており、サイト内の情報をすべて検索エンジンのクローラーに知ってもらうためにも重要でした。
その結果、今はサイトマップは大きく2種類にわかれました。
サイトを訪問するユーザー向け(人向け)のものと検索エンジンのクローラー向けのものです。主に人向けのサイトマップはhtmlという形式で作成されます。
◆人向けサイトマップページイメージ
(最近の動画フル画面タイプのサイトでは、あまり見なくなりましたよね。昔よく作りました・・・)
それに対し、クローラー向けにはxmlで作成されます。
10~15年ほど前から出てきたクローラー向けのxml形式のサイトマップは、今では、ほとんどが、後者のクローラー向けのみのサイトマップのみ設置してあることが多いです。
説明が重複しますが、サイトマップXMLとは、クローラーに認識されやすい書き方に変えて作成されたサイトマップです。
XMLとは端子の名称であり、「.html」のようにユーザーに見えるページではありませんが、サイト内にコンテンツとして設置されます。
XMLファイルは、検索エンジンのクローラーにサイト内のすべてのページを認識させやすくするためのものなので、
サイト内のクローラビリティが改善されるため、新しいページもインデックスされやすくなります。
ひとつのコンテンツとしてhtmlページで作成しても良いのですが、1つの新規ページとなり、クローラーがサイトに来訪するのを待って、
サイトマップの内容を認識してもらう必要があるため、サイトマップやサイト内のページがすぐにインデックスされない可能性があります。
それに対してXMLは、Googleが指定している形式であり、検索エンジンに直接「これ見てね!うちのサイトだからね!」と要求を送ることができるため インデックスされやすくなるのです。
SEO施策において、インデックスされる・されないでは大きな違いがあります。
そもそも検索エンジンに認識されていない(インデックスされていない)ページをSEO施策したところで検索結果に出てこないページには新規流入が難しいでしょう。
その点において、XMLを使うメリットがあるといえます。
ただしhtmlが悪いと言っているわけでありませんので、出来れば両方設置していることがベストと考えます。
サイトに来訪したユーザーにサイトの目次を見てもらって、好きなページを見てもらえればユーザビリティは向上します。
ユーザビリティの高いサイトは検索エンジンからも評価されやすいため、SEO評価向上にもつながるでしょう。
それではサイトマップXMLはどのようにして記載し、設置するのか。
記載の方法については、Googleから指定されている方法があります。
こちらをご参照ください。(リンク:https://support.google.com/webmasters/answer/183668?hl=ja)
記載内容は以下のような形になります。
===================================
<?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?>
<urlset xmlns=”http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9″>
<url>
<loc>http://www.example.com/foo.html</loc>
<lastmod>2019-12-31</lastmod>
</url>
</urlset>
===================================
項目をそれぞれ分解して見てみましょう。
===================================
<urlset xmlns=”http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9″>
===================================
ネームスペースを指定しています。
最新バーションである「http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9」を記載してください。
===================================
<url>
<loc>http://www.example.com/foo.html</loc>
===================================
URLを記載します。canonical属性で指定しているような、固有のURLを記載してください。
==================================
<lastmod>2019-12-31</lastmod>
</url>
</urlset>
===================================
<lastmod>~には、ファイルの最終更新日を記載します。
更に詳細な記載例や最新のサンプルなどは、こちらのURLから確認できます。(リンク:https://www.sitemaps.org/protocol.html)
ただ、サイトマップXMLファイルは、単にウェブ上にアップロードしただけではその存在が検索エンジンに認識されません。
サイトマップXMLファイルの公開場所をクローラーが認識できるように、robots.txtファイルを書きましょう。
robots.txtファイルとは、クローラーに対して指示を記述できるテキストファイルのことです。
対象サイトの最上階層に置いておくだけでクローラーが認識してくれます。
このrobots.txtファイル内にサイトマップXMLファイルのURLを記述しておけば、サイトマップXMLファイルを認識してくれるようになります。
Googleが提供している「Google Search Console」というツールを使用することで、サイトマップXMLファイルの存在をGoogleに伝えることができます。
ツール上では、サイトマップXMLファイルが正しく読み込まれているか、ページがクロールされたかどうかなどが確認できます。
登録されていない方はこちらから Google Search Console(リンク:https://search.google.com/search-console/about?hl=ja)
数は少ないが、robots.txtはBingにも対応しているので、GoogleやYahoo!以外の検索エンジンにも効果的です。
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Written by N.N