検索レポート | ホテル業界

好評いただいているアウンコンサルティングが紹介するSEOに重要な検索レポート。SEOを行うに当たり、業界の検索傾向やボリューム、よく使われるキーワードなどを把握することは非常に重要です。ユーザーがどのような要望を持って検索を行うのか、検索時の意図を考えることで、よりよいコンテンツ作成にもつながっていきます。

今回は、インバウンドが増えて、ますます海外向けのSEOが重要となってきたホテル業界の検索動向をお届けします。

国によって異なる宿泊関連の検索キーワード

ホテル業界は米英やその他英語圏で、一般的な宿泊施設の名称が異なるなどの違いがあるため、検索ボリュームも国や地域により異なります。ターゲットとしたい国において、どのような用語にて検索されるのか把握することが重要です。

「モーテル」においては米国での検索数が多く、宿泊施設を意味する”lodging”と、”accommodation”では、米英で検索ボリュームの差が大きいことがわかります。英国の朝食付きの小規模な宿、日本の民宿のような宿泊施設、「ベッド・アンド・ブレックファスト」は、英国では略称「b＆b」という省略文字での検索ボリュームが多く、米国では、「b＆b」と「bed and breakfast」は同じ検索ボリュームです。

英語でのホテル販促において、直前割前（last minute）のバリエーションが豊富です。
また、ポイントプログラムよりリワードプログラムのほうが検索数が多いです。

直前割は”hotel”を”room”に変えたキーワードも同様の検索ボリュームがあります。
早割（early bird offer）や連泊割（stay 2 nights get a free night）、直接予約割（direct booking）などは、検索ボリュームはあまり多くありませんが、英語のホテル販促では、とてもよくみかけるマーケティング

フレーズです。

コロナ禍で行動制限がかかっていた際に増えた「hotels near me 近くのホテル」検索は、コロナ後も引き続き検索ボリュームが多い傾向です。また、ステイホームでペットを飼う人が増え、「pet friendly hotels ペットと泊まれるホテル」も検索数が増加しています。

英語「cheap hotels」より「cheap hotels near me」の検索ボリュームが多いように、「近くの near me」検索は、「近くの near me」を含まない短いショートテイル・キーワードより検索ボリュームが多い場合があります。旅行先で宿を決める旅行者向けに対策が必要です。