アジア太平洋地域のベストパッケージデザイン
2007年に設立されたペントアワードは、今年15年目を迎え、5大陸64カ国から2万を超えるエントリーの中から、革新的で刺激的かつ強力なパッケージデザインを選び対象のダイアモンド賞からプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、そして次世代賞までの入賞者を発表しました。広告業界向けメディアのCampaignが、受賞者のなかでアジア太平洋のデザインに着目して紹介しています。アジア太平洋地域からの上位入賞者は、多くはありませんでしたが、日本と中国は、米国、英国、スペイン、ロシアとともに、最も多くの賞を受賞した上位6カ国の一角を占めています。アジア太平洋地域で一番上位の賞を受賞したデザインは、ブランディングと消費者・リデザインプロジェクトカテゴリーで、ポーク缶詰のパッケージデザインでプラチナ賞を受賞した中国のCP FoodとXiaomi(小米)です。デジタルネイティブな若い世代を念頭におき、リニューアルされたデザインはこれまでのポーク缶パッケージとは一線を画しています。その他の中国からの入賞デザインもクリアなイラストが多い印象です。日本からは寿精版印刷(大阪)の工具、ラトーナマーケティング(静岡)のホテルオリジナルレトルト食品パッケージがゴールド賞を受賞しています。(参照※1、※2)
【出典元】
※1 The best packaging design from Asia-Pacific this year | Marketing | Campaign Asia
https://www.campaignasia.com/article/the-best-packaging-design-from-asia-pacific-this-year/473095
※2 Pentawards The:Portal – The Winners
https://pentawards.com/directory/en/page/the-winners