ワクチン接種拡大とともに経済活動が活発に
Expedia Groupが、エクスペディアの一次データを分析し、2021年1Qの旅行トレンドレポートを発表しました。 1年以上、新型コロナウィルスによって世界中が都市封鎖や渡航制限の影響を受けてきましたが、旅行業界にようやく回復の道筋が見えてきました。ワクチン接種が進むにつれ、多くの人が旅行に対して楽観的になっています。多くの人が旅行を夢見ている今こそ、多くのエンゲージメントを獲得するチャンスです。 米国では、ワクチン関連のニュースとエクスペディア検索が連動して増加しています。(参照※1、グラフa)ダイレクトに影響を受けるのは国内旅行検索ですが、海外旅行検索もゆるやかに増加傾向がみられます。
まだ国内旅行や近距離旅行検索が多いですが、海外旅行検索では、興味深い傾向が見られます。北米やEMEA(欧州・中東・アフリカ)では、国内旅行検索では0~21日の短期間旅行検索が60%近くを占めますが、海外旅行では、その短期間旅行検索は40%ほどに減り、かわりに91~180日という長期間旅行検索が増加しています。これは、バケット・リスト(死ぬまでに一度は行きたい)や、一生に一度は行きたいタイプの長距離旅行先にとって、またとないチャンスといえます。(※参照1、グラフb)EMEAや北米にとっては日本こそ、そんな旅行先ではないでしょうか?
※1 Travel Recovery Trend Report | 2021 | Q1 – Expedia Group
https://info.advertising.expedia.com/travel-recovery-trend-report-download-2021-q1