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    2019.10.16

Mastercard アジア太平洋旅行インデックス 世界渡航先 都市別ランキングでは東京が9位

世界渡航先 都市別ランキングでは東京が9位

  9月4日、Mastercardが、2019年世界渡航先ランキング(Global Destination Cities Index)を発表しました。海外への渡航者(1泊以上)数と、渡航先都市での消費額で世界の200都市をランク付けし、翌年の渡航者数を予測しています。2019年最も多くの海外旅行者が訪れると予想される世界の都市1位は、タイ、バンコクで4年連続トップの座を維持しました。東京は2018年から1つ順位を落とし9位でしたが、2019年一番の成長市場と予測されています。(参照※1、表1)

  アジア太平洋地域でみると、バンコク、シンガポール、クアラルンプール、東京、ソウルが、中国本土からの旅行者に支えられ、上位5位のランキングを維持。アジア太平洋地域の海外旅行者数都市別ランキングでは、上位20位中、日本の5つの都市がランクインしました。また、アジア太平洋地域で急成長している目的地10のうち7つが、日本で、この地域で最も海外旅行者の多い市場として存在感を増しています。(参照※2)

  日本は、アジア太平洋地域渡航者数数20位中5つ、つまり25%を占めることができた唯一の市場で、これは2年連続の快挙です。上位5つのバンコク、シンガポール、クアラルンプール、東京、ソウルへの海外旅行者数合計で、この地域へのすべての宿泊客の22%を占めます。もちろん、これは中国本土からの旅行者数の爆発的な成長によるもので、アジア太平洋地域への中国本土の渡航者(1泊以上)数は、2009年の1,050万人から、2018年には6,240万人へ急増しています。2018年には、中国がアジア太平洋地域内の海外旅行(宿泊)到着者数の18.2%を占めています。次いで韓国が9.1%、日本は6%を占めています。アジア太平洋地域で最も急速に成長している目的地で、沖縄の成長が著しく、京都を10年ぶりに上位20位以内から押し出しました。それでも、今日とは2009年にマスターカードがこのインデックスを公開して以降、109位も順位を上げています。渡航者(1泊以上)数19位の千葉は、平均滞在日数はたった1日で、上位20位中最短の滞在日数でした。一方、17位のオーストラリアのシドニーは、平均泊数が22日と上位20位中最長です。(参照※3)

世界渡航先ランキング 2018トップ10

※1 Mastercard 2019年世界渡航先ランキング
https://newsroom.mastercard.com/press-releases/bangkok-tops-mastercards-global-destination-cities-index-for-the-fourth-consecutive-year/
※2 2019年アジア太平洋地域渡航先ランキング
https://newsroom.mastercard.com/asia-pacific/press-releases/five-destinations-attract-22-percent-of-all-international-traveler-arrivals-in-asia-pacific-and-a-quarter-of-travel-spend-in-the-region/
※3 シンガポール – Business Insider Singapore
https://www.businessinsider.sg/singapore-had-the-second-most-visitors-in-apac-last-year-making-it-more-popular-than-kl-tokyo-and-hong-kong/

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