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    2017.10.19

「 2017年 秋の訪日旅行 」訪日客に人気の観光地は?

2017年 秋の訪日旅行

日本各地 2017年紅葉予測

ウェザーニュースの予報センターが今年の紅葉の見ごろ予想を発表しました。今年は9月上旬から中旬にかけては、寒気を伴った低気圧が周期的に通過したことで平年よりも気温が下がり、北海道の大雪山旭岳や、岩手県の八幡平で平年より早くすでに見頃を迎えています。また、中部でも長野県の上高地の涸沢や富山県の立山黒部アルペンルート室堂平などの標高が高い山では、平年並~やや早めの見頃を迎えている所があります。
関東や東海、中国では、11月は平年よりもやや高めの気温を予想しますが、よく晴れた朝晩は放射冷却現象で気温が下がり、葉の色付きが進むことが考えられるため、概ね平年並の見頃時期となりそうです。
今年9月は秋らしく天気が周期的に変化しました。このため、既に見頃を迎えている北日本では綺麗な色付きとなりました。10月から11月にかけても天気は周期的に変化する予想で、十分な日照や雨、朝晩の冷え込みが見込めることから、全国的に鮮やかな紅葉が期待出来ます。(参照※1、図1・図2)

図1 2017年 もみじ 紅葉予想マップ

出典元:ウェザーニュース

図2 2017年 いちょう 紅葉予想マップ

出典元:ウェザーニュース

訪日客に人気の秋の観光地、伸び率・人数
楽天トラベルが、外国語サイト経由の2017年9月15日(金)~10月15日(日)の予約人泊数(=予約人数×泊数)をもとに、「2017年 秋の訪日旅行(インバウンド)人気上昇都道府県ランキング」を発表しました。
伸び率では、千葉県が1位を獲得しました。中でも好調なのは、空の玄関・成田空港を擁する「成田空港・佐倉」エリア、東京ディズニーリゾートを含む「舞浜・浦安・船橋・幕張」エリア、そして両エリアに挟まれた「千葉」エリアで、予約人泊数はいずれも前年同期比の4~5倍に上ります。
2位の宮崎県では、「高千穂・延岡・日向・高鍋」エリアが最も大きく伸び、成長をけん引しています。このエリアには、名勝・天然記念物「高千穂峡」、雲海の名所「国見ヶ丘」、古事記・日本書紀に著された「天岩戸神社」や「天安河原」が、訪日観光客にも人気です。
3位は山形県。東京~東北を結ぶ観光ルートや観光スポットに関する訪日観光客に向けた情報発信に注力しています。「山形・蔵王・天童・上山」エリアが最も大きく伸び、中でも、蔵王温泉や天童温泉の宿泊施設が好調です。(参照※2、表1)
予約人泊数順では、東京都・大阪府・沖縄県・京都府といった定番の行き先が上位を占めました。(参照※2、表2)訪日旅行全体の予約人泊数は、前年同期比+84.1%(約1.8倍)と大きく伸びています。特に今年は、中国の国慶節・中秋節に伴う10月初旬の大型連休が例年より長い8連休で、中国からの予約は+111.5%(約2.1倍)と好調です。
中国の航空券予約分析でも、9月24日時点で日本への予約数は21万3千人で昨年比18.5%増と報じています。(参照※3)

表1 2017年 秋の訪日旅行人気上昇都道府県ランキング ※伸び率順

出典元:: 楽天トラベル

表1 2017年 秋の訪日旅行人気上昇都道府県ランキング ※伸び率順

出典元:: 楽天トラベル

【出典元】

※1【紅葉見頃予想2017】ウェザーニュース
https://weathernews.jp/s/topics/201709/040005/
※2秋の訪日旅行ランキング楽天トラベル
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000021228.html
※3国慶節中秋節休暇予測财新(中国語)
https://www.caixinglobal.com/2017-09-28/101151763.html

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