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  • 更新日:2022.09.13  公開日:2020.06.26

Stay Home のさなか 屋外広告 広告の差別化とローカライズの難しさの良い参考に

イギリスのワインメーカーは、ボトルではなく缶に入れた、新しいワイン缶商品を発売する予定でした。しかし、街なかから人影が消えたイギリスで、バス停などへ広告ポスターを掲示(*1)。ポスターではせっかくの新商品写真は小さく配置され、一番目に留まるのは文章だけです。その文章はと言うと。

1. 掲出されたポスターのコピー

  • 私たちの新商品の広告見た?いや。見てないと思うな。(図1)
  • 広告エージェントがこんなところにポスターを貼ったんだ。もうその会社は我社のエージェントじゃないけどね。(図2)
  • みんな見て!これが新発売のワインだよ。ねえねえ。だれかー。だれか見てる?(図3)
  • ランニング大変だね。でも。そんなあなただけしか、みないだろう広告キャンペーンをやらなきゃいけない、こっちの身にもなって。(図4)

2. イギリス文化特有のユーモアと背景

とてもイギリスらしい広告に、思わず大笑いしました。背景の人が消えたロンドンの街に少ししんみりともしましたが、このポスターが人気のないロンドンの街中に貼られ、たまに通るのは犬の散歩かジョギングの人だけ、という光景を想像すると、これはイギリス人ウケすること間違いなしです。

イギリス人あるあるのジョーク書籍のTwitterアカウント @SoVeryBritish (*2)では、「以下を皮肉に聞こえないように言うのは難しい」という投稿(図5)が流れてくるほど、彼らは皮肉や自虐ネタを好みます。

  1. そりゃ、すごい(That’s great)
  2. よかったね(Good for you)
  3. 楽しんで(Have fun)
  4. ステキ(Fascinating)
  5. そりゃどうも(Thanks for that)
  6. やるじゃん(Well done you)
  7. がんばって(Good luck with that)
  8. おもしろそう(Sounds thrilling)
  9. なんてこったい(What a shame)
  10. ワオ(Wow)

3. まとめ

イギリス人はすごいと思っていないのに皮肉で「すごい」と言ったり、土砂降りの雨なのに「絶好の日和だ」と言ったりします。こんな皮肉や自虐ネタが大好きなイギリスらしいコピー文で都市封鎖を逆手に取り、差別化に成功した秀逸な広告キャンペーンだと思います。

イギリスのワインメーカーの広告
イギリスのワインメーカーの広告

※本記事は2020年6月26日に公開された内容を再構成したものです。

🔗参考文献・出典
*1 英・ワインメーカーの自虐ポスター – AdGang
*2 イギリス人あるある @SoVeryBritish – X(旧Twitter)

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