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    2023.11.20

海外投資が45%増 日本不動産市場の黄金期|2023年上半期 日本不動産市場への海外投資が前年同期比45%増加

ニュース通信社ダウ・ジョーンズと米国の4大テレビ局のひとつNBCが共同設立したニュース専門放送局CNBCが、2023年10月3日、日本不動産市場が黄金期を迎えたと報じました。日銀の超低金利政策と円安が、日本不動産への海外投資を加速させています。事業用不動産サービス会社の世界最大手、CBREの最新データによると、2023年上半期、日本不動産市場への海外からの投資は、前年同期比45%増加し、黄金期を迎えている状態となっています。注目は小売とアパート物件で、超低金利政策と円安がその人気を後押ししています。米シカゴ本社の、世界最大の不動産総合サービス会社JLLによると、2023年第1四半期の日本不動産市場への海外投資は、前年同期比で2倍に増加。また、英国の老舗不動産総合コンサルタント、Knight Frank によると、シンガポールが日本の商業物件へ一番投資しており、2023年これまでのところ、30億ドル相当を投資しています。第2位は米国の25億8千ドル、第3位はカナダの10億ドルです。日本のインバウンド観光産業の回復にともない、ホテルへの投資が増加しているほか、商業物件では、eコマース消費増加の影響で、物流配送センターや倉庫などの物件が注目されています。(参照※1)2023年3月に、CBREが発表した日本不動産市場への投資意欲についてのレポートでも、オフィスが依然として最も人気の不動産物件でしたが、2022年に比べると投資意向は大きく低下し、代わりにホテル・リゾートへの投資意欲が大きく伸びています。投資先人気2位の工業・流通物件も、2022年比で投資意欲は低下していますが、1位のオフィスと比べると減少幅はわずかです。(参照※2、グラフa)

【出典元】
※1 Japan’s property sector foreign investments soared 45% | CNBC
https://www.cnbc.com/2023/10/04/japans-property-sector-foreign-investments-soared-45percent.html
※2 Japan ViewPoint Appetite for Japanese real estate to remain [PDF] CBRE
https://www.cbre.com/-/media/project/cbre/shared-site/apac/japan-investment-viewpoint—2023-investor-intensions-survey-japan_mar-2023.pdf

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