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    2023.12.19

ベビーブーマ世代がオンラインショッピングのメイン顧客|ベビーブーマ世代の購買力と広告への反応

マーケティングに関するデータや調査レポートを掲載している Marketing Charts が、米国の世代間分析データを掲載しています。

ここ何年も、マーケッターは、ミレニアム世代やZ世代に注目してきました。しかし、大きな富と購買力は、実際にはベビーブーマ世代が保持しています。世界中のメディアにオーディエンス・インサイトを提供している消費者調査会社、GWI の最新レポートによると、ベビーブーマ世代のほうが、若い世代より購買力があり、オンラインショッピングでも、サービスや商品を購入する可能性が高いことがわかりました。

調査は、世界の60~64才のベビーブーマ世代15,450人と、16才~26才のZ世代58,572人を対象に実施され、ベビーブーマー世代の23%、およそ四分の一が高い購買力を持ち、Z世代(8%)の約3倍の割合となっています。クレジットカード保持率も、過去1週間以内にオンライン・ショッピングをしたか?という設問でも、ベビーブーマー世代が、Z世代よりも高い割合となっています。

しかし、広告は、この高いポテンシャルを持つ購買層へうまく訴求していません。広告で見たブランドの製品やサービスを購入すると答えたベビーブーマ世代は17%で、Z世代の25%より少なく、広告が自分向けに作られている(例えば広告に登場するモデルが自分と同世代など)と感じているベビーブーマ世代は、わずか10%です。(参照※1、グラフa)

意外なことに、若者向けの SNS と思われている TikTok ですが、中国在住者を除いたベビーブーマ世代の中で、ここ数年、利用者数が一番速く増加しているアプリは、 TikTok で、2021年2Qと2023年2Qを比較するとユーザー数は57%増えています。これは、SnapChat(16%増)、Reddit(16%増)、Instagram(8%増)と比べて驚異的な伸び率です。(参照※1)

【出典元】
※1 Baby Boomers Are Frequent Online Shoppers, Present Lucrative Market – Marketing Charts
https://www.marketingcharts.com/demographics-and-audiences/boomers-and-older-231397

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