タイは東南アジアの中でも特にデジタル化が進んでおり、SNSが生活基盤の一部となっている市場です。スマートフォンの普及率は非常に高く、消費者の購買プロセスにおいてSNSが中心的な役割を果たしています。
本コラムでは、タイにおける最新のSNS利用状況を整理し、それぞれのプラットフォームをマーケティングに活用する際のポイントを解説します。
Datareportalによると、タイにおけるインターネット利用者数は6,780万人で、インターネット普及率は全人口の約95%に達します。SNSの利用者数は2025年10月時点で5,660万人となっており、全人口の約8割に迫る勢いとなっています。タイ人ユーザーは1日の多くをオンラインで費やし、情報の検索から商品の購入までをSNS上で行う「ソーシャルコマース」が一般化しているのが特徴です。
以下に、マーケティングにおいて特に重要な4つのプラットフォームをピックアップします。
タイで最も利用率が高いSNSの一つがFacebookです。2025年末時点で18歳以上のユーザーの87.9%が利用していると言われており、若年層から高齢層まで幅広い層が利用しています。
日本と同様に、タイにおいてもLINEは国民的なメッセンジャーアプリであり、日常生活に欠かせない存在となっています。Datareportalによると、2025年後半のタイにおけるLINEのアクティブユーザー数は総人口の78.2%に相当します。
近年、タイで急速に存在感を高めているのがTikTokです。10代から20代の若年層から絶大な支持を集めるほか、30-40代の利用者数も増加傾向にあります。タイではライブコマースの「Tiktok Shop」が活発に利用されており、TikTokを通じて商品を購入するケースも急増しています。
Pantipは、タイ最大級の掲示板型コミュニティサイトです。20-30代の利用者が最も多く、18-44歳までの層が利用者の70%を占めます。旅行、グルメ、コスメ、ファッション、家電とあらゆるカテゴリの情報や口コミが掲載されるため、タイ人の情報収集や商品購入前の情報源として高い影響力を誇ります。

画像引用元:Pantip – Learn, Share & Fun
Pantip広告の基本やPantipを活用したマーケティング手法等の詳細については下記のリンクをご参照ください。
参考:https://www.auncon.co.jp/column/outbound/pantip/
タイにおけるSNSマーケティングは、単に情報を発信するだけでなく、各プラットフォームの特性に合わせた「広告戦略」との組み合わせが不可欠です。タイのユーザーはデジタル広告に対する受容性が高く、検索行動とSNSでの評判チェックを組み合わせて慎重に商品を選定する傾向があります。
そのため、ターゲット層が日常的に接触するSNSにおいて、精度の高いターゲティング広告を運用し、認知度向上と信頼構築を同時に進めることが、タイ市場進出および成功の鍵となります。
タイ市場へのSNS広告の展開をご検討の際は、ぜひ一度弊社にご相談ください。