Googleトレンドからみる世界各国の人気旅行先No.1
イギリスの富裕層向け旅行会社KuoniがGoogleトレンドで調査したところ、「2021 holiday(2021年休暇)」検索が、3月末から124%増加しています。多くの人がステイ・ホームしながら、来年の休暇旅行先をリサーチしているようです。Kuoniが調査した131カ国のなかで2021年一番訪れたい休暇先として、カナダとアメリカが日本を選んでいます。(参照※1、図1)
日本は訪日外国人数を2019年も更新し、本来であれば、東京オリンピックも予定していた2020年も記録破りの年となるはずでした。COVID-19パンデミックのため、日本行きをあきらめたアメリカ人にとって、歴史建造物や日本にしかないアトラクションや日本料理など日本の豊かな文化のほか、翌年に延期されたオリンピックなど、まだまだ楽しみなことがたくさんあります。2位以下はイタリア、ギリシャ、アイルランド、エジプトが検索されているようで、いずれも古い歴史を持つ場所が検索されているようです。(参照※2)
調査方法は、各国それぞれの言語で「○○(場所の名前) 2021」や「2021○○休暇旅行(英語では[destination] holiday 2021)」という検索タームへ何百もの人気の目的地を組み合わせ、最も検索されていた目的地を各国別でランキングしたものです。世界が最も検索した2021年休暇旅行先のトップは、人気リゾート地、ドバイのあるアラブ首長国連邦で、11カ国で検索されています。2位にはカナダ、アメリカ合衆国、カタールが並び、5位はエジプトでした。(参照※2)
※1 2021年休暇検索 | Kuoni
https://www.kuoni.co.uk/2021-holiday-searches#
※2 米国2021年人気休暇先1位|TravelPulse
https://www.msn.com/en-us/travel/news/most-popular-2021-vacation-destinations-for-americans-according-to-google-data/ss-BB1761Ir#image=6