平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。当社は、4月11日(金)に2025年5月期第3四半期決算を発表させていただきましたのでご報告いたします。
当第3四半期連結累計期間(2024年6月1日~2025年2月28日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大により、緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、政治情勢の不透明感や地政学リスクの高まり、原材料及びエネルギー価格の高騰・物価上昇、為替相場の急速な変動などにより個人消費は力強さを欠き、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは「業績回復」を最優先課題とし、グループ全体の効率化・合理化を図り、収益力を高めた新たな組織体制を構築してまいりました。
各国に分散していた経営資源を海外・多言語需要の拡大が期待される日本本社に集約し、グローバルマーケィング領域での事業強化を行い、継続的な事業拡大と企業価値の向上を目指してまいりました。重点的に経営資源を日本本社に集約し、営業活動を強化したことで、問合せ件数の増加や新規顧客の獲得、既存顧客の維持拡大に結び付けられており、今後の成長軌道への足がかりとすることができました。
また、株式会社オロパスとの業務提携により、同社のコンテンツSEOツール「パスカル」を活用した新サービス「SEOインハウス」の提供を開始しました。今後も当社の強みである多言語分野で幅広い需要を取り込むことができるよう、グローバルマーケティングを柱として、商品ラインナップの充実を図ってまいります。
なお、経営のスリム化を図るため、連結子会社2社の解散及び清算したことで、営業損失の赤字幅は縮小したものの、売上高は減収となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は207,002千円(前年同期比38.0%減)、営業損失は41,926千円(前年同期は営業損失62,454千円)、経常損失は28,220千円(前年同期は経常損失38,045千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は28,791千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失33,126千円)となりました。
今後ともご支援、ご指導いただけますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長CEO
信太 明 (しだ あきら)
Copyright © 1998- AUN CONSULTING,inc.