世界40カ国、主要検索エンジンシェア【PC、モバイル】

 アウンコンサルティング株式会社(東証二部:2459、本社:東京都文京区、代表取締役:信太明、以下アウンコンサルティング)は、アジア9拠点で、マーケティング(SEM(検索エンジンマーケティング)サービス、インターネット広告など)、アセットなどのグローバルコンサルティングを展開しています。また、アジアにおいていち早くSEOを事業化し、2017年6月より20期目を迎えています。この度、世界40カ国を対象に、PCとモバイルにおける主要検索エンジンシェアを調査致しました。
※世界40カ国には国と地域を含みます。

世界40カ国、主要検索エンジンシェア【PC、モバイル】

 国内外でインターネットマーケティングを実施するにあたり、どのような検索エンジンが使われているかを把握し、対応することが重要になります。アウンコンサルティングでは、2012年11月より世界40カ国を対象に検索エンジンシェアの推移を調査しています。今回は、2017年11月時点の各国・地域におけるPCとモバイルの主要検索エンジンシェアを調査いたしました。

■Googleのモバイルシェアの伸長と特定の国でシェア拡大する第2シェア検索エンジン
2017年4月の前回調査に引き続き、多くの国と地域でGoogleがトップシェアを維持しています。特にモバイルシェア率は、Googleが90%を超える地域が37ヶ国を占めています。
2012年11月より取得しているGoogleシェア率の推移は、以下の通りです。

※Statcounterよりアウンコンサルティングがグラフを作成

 8月にアメリカのPCシェア率が減少していることがわかります。これの原因の一つとして、7月に行われたインスタント検索の廃止が挙げられます。インスタント検索とはキーワード入力中に検索結果を表示する機能で、モバイルの使用率の高まりから廃止され、それに伴ってPCにおけるGoogleシェア率が減少したと考えられます。
なお、ここ1~2ヶ月はPC、モバイル共に変動が落ち着いているようです。また、イギリス・フランス・ドイツ・スペインなどのヨーロッパ諸国では、増減はわずかのためシェアの順位に影響はないものの、PCでのシェア率はGoogleが減少し、Bingが増加、反対にモバイルのシェア率はGoogle増加し、Bingが減少しています。

■モバイルのGoogleシェア率の増加とBingシェア率の減少
検索エンジンシェア自体に大きな影響があるかは不明ですが、モバイルのGoogleシェア率の増加とBingシェア率の減少は、9月にAppleがSiriやSpotlight検索をBingからGoogleに変更したことが一つの要因かと考えられます。
(TechCrunchより
https://techcrunch.com/2017/09/25/apple-switches-from-bing-to-google-for-siri-web-search-results-on-ios-and-spotlight-on-mac/?ncid=rss
SiriやSpotlight検索は、2013年からBingへと変更になりましたが、今回、再度Googleへ切り替わったことになります。なお、Siriの画像検索は、以前より評価が高いためか、引き続きBingからの検索結果となります。

■各国・地域における独自の検索エンジンシェア
特に韓国のNaverは、PC・モバイルともに減少しており、特にPCにおいては-14.04%、と前回調査時の-4.83%から、さらに大幅な減少となっております。
一方、中国のHaosou、ベトナムのCocCocやロシアのYANDEX RUなど、各国や地域の独自の検索エンジンのシェア率は、わずかではありますが増加しています。

■Baiduが初めて日本のモバイル検索エンジンシェアにランクイン
0.52%と数値は高くありませんが、Baiduが初めて日本の主要検索エンジンにランクインしました。要因として、訪日中国人や在日中国人の利用が考えられますが、モバイルで2位のシェア率ということから、訪日中国人の確率が高いと考えられます。

 国によって異なるトレンドや主要検索エンジンシェアの変化をキャッチして、Webマーケティングに活かしていきましょう。
※言葉の定義として、検索エンジンとは検索クエリを提供する会社、ブランドを指します。具体例を挙げると、日本では最も人気のあるポータルサイトの一つ「Yahoo! JAPAN」は、検索エンジンとしては「Google」という扱いとなり、同様の理由から「Yahoo!台湾」や「Yahoo!香港」は「Bing」となります。

■2017年11月 各国・地域におけるPCとモバイルの主要検索エンジンシェア

調査概要

世界40カ国、主要検索エンジンシェア【PC、モバイル】
【調査要綱】

  • 対象国:GDP上位40の国と地域、OECD加盟主要国を中心に当社にて抽出
    引用元:IMF – World Economic Outlook Databases (2017年10月版)
    http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2017/02/weodata/index.aspx
  • ・ インターネット人口参考: Internet Live Stats http://www.internetlivestats.com/
  • 検索エンジンシェアデータ参考: StatCounter http://statcounter.com/
  • 調査日:2017年11月1日 ~ 2017年11月10日
  • 調査対象時期:2016年10月 ~ 2017年10月
  • プレスリリース本文に出てくる各社サービス名称は、各社の登録商標または商標です。
  • 本プレスリリースをご掲載される場合、『アウンコンサルティング調べ』とご記載の上、弊社までご連絡をお願いいたします。

■アウンコンサルティングのインバウンドマーケティングサービスのご紹介
インバウンドマーケティングは国によって、訪日回数や観光先など好まれるポイントや消費金額が異なるため、各国ごとに適したマーケティングを行うことが必要です。
アウンコンサルティングは弊社現地拠点リソースや蓄積ノウハウを活用し、対象国にあわせて最適な施策を組み合わせ、認知・販促効果の最大化を支援致します。

 アウンコンサルティングでは、SEO(検索エンジン最適化)、PPC(検索連動型広告)、ソーシャルメディア、スマートフォン広告などのグローバルマーケティングサービスを、日本語だけではなく、外国語も対象に行っています。現在48の国と地域にサービス実績があり、英語、中国語(簡体字、繁体字)、タイ語やその他の外国語にも幅広く対応しています。また、台湾、香港、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、韓国の海外7拠点を生かし、アジアの現地情報やグローバルインターネットマーケティングにおけるナレッジを蓄積しております。グローバルマーケティングについて、また、現地情報の収集の際にも是非ご相談ください。

【インバウンドマーケティングのサービス概要】
URL: https://www.globalmarketingchannel.com/inboundservice/

[事業内容] 
東京、沖縄、台湾、香港、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、韓国のアジア9拠点で、SEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、リサーチなどのグローバルマーケティング事業及びアセット事業を展開

[設立] 1998年6月8日
[本社]  東京都文京区後楽1-1-7 グラスシティ後楽2F
[代表者] 代表取締役 信太明
[資本金] 341,136千円 (2017 年 5 月末現在)
[URL] https://www.auncon.co.jp
[沿革] 1998年6月 千葉県松戸市で設立 
  1998年9月 福島県福島市へ本社移転
  1999年10月 SEOコンサルティングを開始
  2001年1月 東京営業所を東京都文京区に開設
  2002年11月 PPC(リスティング)広告を販売開始 
  2002年4月 東京都文京区に本社移転
  2005年11月 東京証券取引所マザーズ市場上場
  2006年12月 沖縄支店を沖縄県那覇市に開設
  2008年4月 タイ・バンコクに現地法人設立 
  2010年6月 台湾・台北に現地法人設立
  2010年9月 香港、韓国・ソウルに現地法人設立
  2010年11月 シンガポールに現地法人設立
  2015年6月 フィリピンに現地法人設立
  2016年10月 東京証券取引所二部市場上場
  2017年9月 ベトナムに現地法人設立

[プレスリリースに関するお問合せ] 
広報担当 金井/TEL:03-5803-2776 MAIL:pr@auncon.co.jp(ただし、@は半角)

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