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2020.09.17

海外旅行疑似体験フライト　Staycation　Travel New Normal

Travel New Normal

台湾のStarlux航空が、8月7日の桃園国際空港発同空港行の特別便「海外に行きたい」をKlookと共同で商品開発し、8月4日に売り出したところ、約200座席全てが、数秒で売り切れました。台湾では同様なサービスをEVA航空や中華航空も提供しています。ドイツではTUIグループのHapag-Lloydクルーズが、どこにも停泊せず、同じ港へハンブルグへ帰港する短期クルーズをと乗船客を60％におさえて運行しています。(参照※1)
ドイツのゲルゼンキルヘンでは、仮想現実(VR)フェスティバルが8月20日～22日の2日間行われ、参加者はマスクをつけ、距離を保ちながら、VRギアをみにつけ、地図を片手に街の屋内や屋外まで様々な場所に設置されたVRブースを訪れ、仮想現実の世界への旅を楽しみました。(参照※2、※3、写真1)

8月25日、中国・上海では日本の夏祭りイベントが開催されました。日本語で「夏祭り」と書かれた横断幕や提灯の下に地元上海や日本の企業が提供する本場さながらの日本のグルメや多彩な商品、個性的な衣服、アクセサリーの露店が並び、盆踊りも開催されました。(参照※4、写真2)

台湾でも、各ホテルが疑似海外プランをうちだし、スタッフが着物など和服で宿泊客をもてなし、本格的な和食コースのついたプランや、台湾のコリアン・ストリートとして知られる中興通りのホテルでは、宿泊客へ韓国の民族衣装チマチョゴリを貸し出し、韓国の商品を楽しめるプランを販売しています。(参照※5、写真3)中華圏では、七夕は夏のバレンタインと目され、カップルの男性から女性へプレゼントを贈る習慣があります。今年は旧暦の7月7日は8月28日にあたり、中華航空とスターラックス航空は22日に、恋人向けの出国体験フライトを発売しました。桃園国際空港を出発した後、石垣島やフィリピンの上空を飛行したあと、2～3時間で再び桃園国際空港へ着陸します。(参照※6)