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    2019.12.18

2020年台湾人旅行トレンド Booking.comレポート 来年の春節は11連休! 旅行先は日本が人気 地方都市にもチャンスが

来年の春節は11連休! 旅行先は日本が人気 地方都市にもチャンスが
  Booking.comが世界29市場の22,000旅行者データと1億8千万以上の口コミから、2020年の旅行トレンドを予測しています。その中から、世界平均と台湾市場を比較したレポートを発表しました。それによると、2020年の旅行トレンドNo.1は「秘境探索」です。(参照※1、写真a)「第二城市旅遊(セカンドシティツーリズム)」とも言われる、穴場観光地ブームが続きます。他の人がまだ知らない場所に行きたいという理由の他に、オーバーツーリズムを減らしたい(台湾64%、世界54%)、オーバーツーリズムが環境に負担を与えることを知ったことで、より「秘境探索」がしたい(台湾53%、世界51%)と、環境保護について世界平均より高い意識を持っていることがわかりました。台湾では70%の人が、AIなど先進技術によって思いもかけないようなオプションが提供されることを楽しみにしていて、これは世界平均の59%を大きく超えています。また50%の人(世界45%)が、旅アプリを活用し旅行の計画を立て、旅ナカでもアプリを活用して、豊かな体験を楽しむと答えています。世界的にはクラッシクな列車やクルーズといったゆったりした旅がトレンドになりそうですが、台湾の人は移動時間の短い効率的な旅を好むようです。台湾では61%の人(世界平均は54%)が、希望するアクティビティや観光スポットが近くに集まっている場所が、理想の長距離旅行先と答えています。ペット旅行も引き続き人気で、台湾で54%が「ペットはこどもと同じくらい大事な存在」で、43%は多少割高でも、ペット連れOKのホテルに泊まりたい、と答えています。台湾では47%(世界では37%)の人が定年退職後に、冒険的な旅を計画しています。そして過半数を超える66%の人が、見聞を広めるための卒業旅行(グランド・ツアー)をするのに年齢は関係ないと考えています。また、家へ両親を残し、孫と祖父母だけの旅も増えるでしょう。孫と一緒に旅をして貴重な思い出をつくり、若かりし頃の苦くて甘い子育て時代を追体験したいと考えるおじいちゃん、おばあちゃんは台湾では77%(世界72%)にも上ります。(参照※1、写真b)旅の醍醐味は、ご当地グルメだと思うのですが、驚くことに、「その土地のグルメを味合うことが大事」と考える旅行者は、世界平均71%のところ、台湾ではわずか31%でした。(参照※1)

日本旅行

  台湾観光部観光局によると、2018年の台湾出国者数は1,664万人で、そのうち約3割にあたる482万6千人が日本を訪れています。来年の春節は1月23日(木)~29日(水)の7連休で、もし1月30日(金)から2日間の休暇をとると11連休の大型連休となります。台湾の旅行予約サイト、ezTravel易遊網によると、人気の旅行先は、東京、大阪、沖縄、福岡、名古屋で、滞在期間も過去の春節期間より1~2日間長い傾向です。(参照※2)また、ezTravel易遊網での航空券予約販売数が、前期比30%も増加しています。同サイトでの2020春節人気フライトTOP10には、1位東京、2位大阪、3位バンコク、4位ソウル、5位沖縄、6位ロサンゼルス、7位福岡、8位シンガポール、9位名古屋、10位上海と、日本の都市が5つもランクインしています。(参照※3、図1)

※1 2020年8つの旅行トレンド Booking.com
https://news.booking.com/Booking-.com公布-「2020年8大旅遊趨勢-」-台灣全球同步公開/
※2 春節航空券攻略 | NOWnews 今日新聞
https://www.nownews.com/news/20191116/3757991/
※3 2020春節人気フライトトップ10 – 中時電子報
https://www.chinatimes.com/realtimenews/20191115003353-260405?chdtv

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