中国　11月11日 双11(W11) シングルデー　世界最大のショッピングイベント　シングルデープロモーションのヒント

世界最大のショッピングイベント　シングルデープロモーションのヒント

  2009年にアリババがシングルデーセールをはじめて、今年10周年を迎えます。2009年に開始した当時、750万ドル(約6億7千万円)だったアリババのシングルデーGMV(総取引額)は、2018年には307億ドル(約3.6兆円)に達しました。これは2018年のブラックフライデーとサイバーマンデーセール売上の実に2倍以上です。(参照※1、グラフa)中国のeコマースビッグデータ会社、星图数据(Syntun)によると、シングルデー全体の売上伸び率は24%と鈍化しましたが、越境購入は63％と大幅に伸びています。アリババも購入者の40%は海外企業の商品を購入していると発表しています。2018年シングルデーで一番売上を上げた国は、日本です。(参照※1、表1)もともとはアリババのショッピングセール・イベントでしたが、中国の他のECサイトも年々売上を伸ばしています。アリババの天猫モール(T-Mall.com)以外では、京东JD.com、唯品会VIP.com、拼多多Pinduoduo、苏宁Suningが主要プレイヤーです。(参照※1、グラフb)シングルデー販促キャンペーンのコツは、とにかく割引価格が消費者の目に留まる用にすることです。ほとんどの企業では、1ヶ月も前からシングルデー特別価格を大々的に宣伝します。また、2018年は、事前予約割引やプレゼントキャンペーンが目立ちました。T-Mallでは、2018年はシングルデーの実に3週間以上前の10月20日から事前予約を始めました。(参照※1、図1)その他、中国人が大好きなクーポンキャンペーンも効果的です。少額でいいので、クーポンをばらまけば、認知度を高めることができます。様々なキャンペーン施策を広めるためにはSNSが欠かせません。有名ブランドのシングルデー特別限定モデルや限定パッケージも毎年話題になります。世界最大のセールイベント、中国シングルデー商戦はもうすでに始まっています。今、この瞬間にもシングルデーのお得情報を探して多くの中国人が、ネットリサーチやSNSをしています。(参照※1)

※1　シングルデーPRヒント｜Dragon Social
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