米国のニューヨーク・タイムズ紙が、世界各地の旅行先の中から、「2024年に行くべ場所52ヶ所」を発表し、日本からは山口市が選ばれました。
毎年1月に発表される、このニューヨーク・タイムズ紙おすすめ旅行先リストでは、過去に日本の有名な観光地が選出されてきました。2020年には東京オリンピック開催予定地として東京が選ばれ、2021年は北海道が、2022年は京都が掲載されました。しかし、2023年以降は、少し趣向が変わり始め、2年連続で外国人旅行者には、まだそれほど知られていない日本の地方都市を選出しています。2023年は、英国ロンドンに続いて、リストの2番目に日本の盛岡を掲載しました。
そして、2024年は、北米の多くの地域で見ることのできる皆既日食と、フランス・パリに続き、3番目に山口市を取り上げています。同紙は、すでによく知られている旅行先をおすすめすることは、観光地に多くの人が押しかけるオーバー・ツーリズムを引き起こすことを懸念していると明かしています。山口市は「西の京都」と呼ばれ山口祇園祭など規模の大きさでは、京都にはかなわないが、京都より混雑が少なく、かつ京都と似たような文化的体験楽しめる街と紹介されています。(参照※1、※2)
【出典元】
※1 2024 Travel Destinations: 52 Places to Go This Year – The New York Times
https://www.nytimes.com/interactive/2024/travel/places-to-travel-destinations-2024.html
※2 紐約時報評選山口為必遊地也因考慮避免過度旅遊 | Kyodo News
https://tchina.kyodonews.net/news/2024/01/89f10e36ff69.html