eコマース広告の重要性がますます高まる
中国の市場データ分析・コンサルタント企業、观研天下(直訳すると「世界研究」社)が、同社のメディア观研报告网(「世界研究レポートネット」)で、中国インターネット広告業界動向分析と投資見積調査レポートをリリースし、概要を公開しています。2021年12月の中国ネットユーザー数は、前年同期比4,296万増加し、10億3,200に達し、インターネットの普及率は73.0%に到達。2020年は、新型コロナウィルス感染拡大によって、在宅時間が増えたことが、インターネット普及率促進の大きな要因としています。2020年中国インターネット広告の市場規模は、前年同期比14.4%増え、4,966億元となり、中国の総広告市場の60.7%を占めています。
インターネット広告の種類別シェアの1位は、eコマース広告45.9%、次いでSNS広告15.2%、ショート動画広告13.1%、検索エンジン広告11.3%と続きます。eコマース広告とは、「リッチフォーマットを使用し、ダイレクト購入を促す広告」と本レポートでは定義しています。拼多多(Pinduoduo)などの登場で、ソーシャルeコマースが興隆し、今後も堅調な成長が見込まれています。SNS広告は、SNSやライブストリーミングプラットフォーム上の広告です。(参照※1、グラフa)
【出典元】
※1 我国互联网广告行业规模与细分市场分析:电商类仍中国互联网广告行业发展趋势分析与投资前景研究报告(2022-2029年)_ 观研报告网
https://www.chinabaogao.com/baogao/202205/593825.html