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    公開日:2025.06.27

中国国内線でモバイルバッテリーが持ち込み禁止に?3C認証制度と旅行者への影響について

2025年6月28日より、中国の民航局(航空当局)は3C認証がない、またはリコール対象となっているモバイルバッテリー(携帯型充電器)の機内持ち込みを禁止する新たな規制を施行しました。


「3C認証」とは「中国強制認証」の略で、日本のPSEマークに相当するような制度です。中国国内で販売・使用される電気製品に対し、安全性や品質を保証するための国家認証制度です。

観光客にとっての注意点は?

今回の規制強化は主に中国国内で流通する製品を対象としており、外国人観光客が持ち込む海外製のモバイルバッテリーは原則として対象外とされています。ただし、以下のような点には注意が必要です:

表示が不明確な製品は検査対象になる可能性も

海外製品であっても、製品表示が不十分だったり、型番が不明な場合、空港の保安検査で確認を求められる可能性があります。

安全基準を満たしていないものは没収の可能性あり

過去には、発熱や膨張などのリスクがあるモバイルバッテリーが搭乗前に没収される事例も報告されています。3C認証の有無にかかわらず、安全性に問題がある製品は持ち込み不可となる可能性があります。

現地購入でも注意が必要

中国滞在中にモバイルバッテリーを現地で購入する場合には、必ず**「3C認証マーク」のある製品を選ぶ**ことをおすすめします。現在、中国国内で販売されている充電器や電池製品の多くがこの制度の対象となっており、最近では以下のような動きが見られます:

  • 認証がない製品は空港内売店でも販売不可となるケースがある
  • 一部の中国国内ブランド(例:Anker、ロマス、UGREENなど)のモバイルバッテリーがリコールや認証一時停止となる事例が相次いでいる

対策とアドバイス

状況推奨対応
海外製充電器を持参する場合状態が良好で安全性に問題のないものを選ぶ。外装表示が明確であれば特に問題なし。
中国国内線に乗る予定がある場合中国国内で購入したモバイルバッテリーには3C認証が必要。空港での購入時にも表示を要確認。
不安な場合現地空港や航空会社の最新ルールを事前に確認することを推奨

そもそも「3C認証」って?


中国政府は2002年に「3C認証制度」を導入し、これにより130種類以上の製品が対象となっています。近年では電気自動車用充電設備やスマート家電にも対象が拡大しており、中国国内では「3Cマークがある=安全で信頼できる製品」という認識が定着しています

最後に

今回の規制は、リチウム電池の過熱・発火などの安全リスクを抑えるための措置であり、中国国内の航空機内での安全性向上が目的です。外国人旅行者が影響を受ける場面は限られますが、念のため安全性と製品表示の明確さには気を配っておくと安心です。

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