インバウンド・アウトバウンドに強いグローバルコンサルティング企業

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コンサル観点で見る【2021年SEO動向年間総括】と2022年の予測

 アウンコンサルティング株式会社(東証二部:2459、本社:東京都文京区、代表取締役:信太明、以下「アウンコンサルティング」という)は、国内外の拠点でマーケティング事業(SEM(検索エンジンマーケティングサービス、インターネット広告など)、アセット事業などのグローバルコンサルティング業を展開しています。また、アジアにおいていち早くSEOを事業化し、2021年6月より24期目を迎えています。
 この度、2021年におけるSEO動向の総括と、アウンコンサルティングが予測する2022年のSEO動向を発表いたします。

SEO動向2021年の振り返り

■「Core Web Vitals」の本格導入と新機能「MUM」
 2021年は「優れたユーザー体験に関わるランキング要素」である「モバイルフレンドリー」「HTTP/HTTPS化」「インタースティシャル」などに加え、6月に「Core Web Vitals」が本格導入されました。また、5月にはBERTに変わるアルゴリズム「Multitask Unified Model(MUM)」が発表されました。
 2021年のSEOに関わる重要事項は以下の通りです。

  1. 3回にわたるコアアルゴリズムアップデート
    2021年は6月3日、7月2日、11月17日にコアアルゴリズムアップデートが実施されました。
  2. Google、複雑なクエリを AI によって理解し適切な回答を返すアルゴリズム「MUM」を発表
    「MUM」とは、Multitask Unified Modelの頭文字をとったもので、通常であれば複数回検索が必要となる複雑な質問に対し、最小回数で最適な情報にたどり着くことが可能となるアルゴリズムです。
     現在使用されている検索アルゴリズムは「BERT」と呼ばれるもので文脈を読むことを得意としており、高度な自然言語処理が可能です。しかし今回の「MUM」はこのBERTの1000倍以上の性能を備えているといわれています。
  3. Core Web Vitalsの本格導入
    Core Web Vitalsとは、LCP(読み込み時間)・FID(インタラクティブ性)・CLS(ページコンテンツの視覚的な安定性)の3つの指標からなるアップデートです。これによってユーザー体験(UX)の改善や、ユーザーの離脱率の低下などにも貢献すると考えられます。

■2021年の主な出来事
<検索エンジンのアップデート関連>
・コアアルゴリズムアップデート(6月3日、7月2日、11月17日)

 2021年では3度のコアアップデートが実施され、それぞれ「June 2021 Core Update」「July 2021 Core Update」「November 2021 Core Update」と名付けられました。
https://twitter.com/searchliaison/status/1400135428909371398
https://twitter.com/searchliaison/status/1410629484911349761
https://twitter.com/googlesearchc/status/1460970568128385031

・Yandex、新たな検索アップデートを発表(6月10日)
Yandex は公式ブログにて、検索機能の大幅なアップデートを発表しました。新たにビデオタイムスタンプの結果やクイックアンサー、スマートカメラ、カスタマーフィードバックサマリ、未承諾または不正な通話の自動ブロックなどの機能が追加されました。
https://yandex.com/company/blog/yandex-rolls-out-new-search-update

・Google、リンクスパムアップデートの展開を完了(8月25日)
Google は Twitter の Google Search Central アカウントにて、リンクスパムアップデートの展開を完了したと発表しました。同アップデートはリンクに特化したスパムアップデートとなっており、スパムをより広範囲かつ効果的に発見し、無効化することで検索結果の改善に取り組んでいるとのことです。7月26日に展開を開始し、完了までにおよそ1か月の期間を要しました。
https://twitter.com/googlesearchc/status/1430225585289105410

・Google、ページエクスペリエンスアップデートの展開を完了(9月3日)
Google は Twitter の Google Search Central アカウントにて、トップストーリーのモバイルカルーセルを含め、ページエクスペリエンスアップデートの展開を完了したと発表しました。また、Google ニュースアプリへの展開も開始し、1週間ほどで完了するだろうと加えました。
https://twitter.com/googlesearchc/status/1433503909742534658

・Google、2022年2月にページエクスペリエンスアップデートをデスクトップ検索にも適用(11月4日)
Google は検索セントラル公式ブログにて、ページエクスペリエンスのランキングシグナルを、2022年2月にデスクトップ検索にも導入すると発表しました。ページエクスペリエンスアルゴリズムは主にCore Web Vitals(LCP、FID、CLS) の3つの指標を使用し、ページスピードなど基本的なパフォーマンスの質を考慮します。なお、デスクトップとモバイルが別々の URL の場合、デスクトップに表示されるページ独自でこの指標を計測するようになるとのことです。
https://developers.google.com/search/blog/2022/11/bringing-page-experience-to-desktop

・Google、スパムアップデートの展開を完了(11月12日)
Google は Twitter の SearchLiaison アカウントにて、スパムアップデートの展開を完了したと発表しました。同アップデートは「November 2021 spam update」と名付けられ、11月4日に展開を開始してからおよそ1週間で完了しました。展開開始時のツイートでは、検索のベストプラクティスに従ってサイト運営を行うことを推奨しています。2021年におけるスパムアップデートは、6月に2回、7月に1回実施しており、今回で4回目となりました。
https://twitter.com/searchliaison/status/1458859471783014404

・Google、モバイルファーストインデックスの完了時期を無期限に修正(11月26日)
Google は検索セントラル公式ブログにて、2021年3月に完了を予定していたモバイルファーストインデックスがまだ未完了であることを公表しました。原因として、一部のサイトが予想外に困難な問題に直面していることを挙げています。対応はサイトオーナーに委ねることとなり、モバイルファーストインデックスの完了期限は現時点でははっきり言えないとしています。
https://developers.google.com/search/blog/2022/11/update-on-mobile-indexing

<主要検索エンジンのアルゴリズム関連>
・Google、1年ぶりに検索品質評価ガイドラインを更新(10月19日)

 Google は10月に検索品質評価ガイドラインを1年ぶりに更新しました。コンテンツ作成者へ対しての記述がより強調されるようになったなど、変更点について The SEM Post が詳しく解説しています。
http://www.thesempost.com/google-quality-rater-guidelines-low-quality-2021/

・ページエクスペリエンスアルゴリズムは、段階的に重要度が高まる可能性がある(2月25日)
Google の Danny Sullivan(ダニー・サリバン)氏は Twitter にてユーザーの質問に対し、ページエクスペリエンスアルゴリズムの導入後、一夜にしてランキングが切り替わることのないようにする、その後優れたページエクスペリエンスが一般的になれば、時間の経過とともに重要な要素となる可能性がある、と回答しました。
https://twitter.com/dannysullivan/status/1364626333918105602

・Google、複雑なクエリを AI によって理解し適切な回答を返すアルゴリズム「MUM」を発表(5月18日)
Google は The Keyword 公式ブログにて、AI を用いた新しいアルゴリズム「Multitask Unified Model (MUM)」を発表しました。MUM は75 の言語に対応し、同じく AI のアルゴリズムである BERT の 1,000 倍以上の性能を備えているとのことです。複雑なクエリから、より詳細な事前情報を理解し、それ に対する適切な回答を得られるようになります。同技術は開発中であり、今後数か月から数年の間に リリースする予定とのことです。
https://blog.google/products/search/introducing-mum/

・ページエクスペリエンスアップデート、今後デスクトップ検索においても適用されることが判明(5月19日)
Google は Google I/O のセッション内で、ページエクスペリエンスアップデートが今後デスクトップ検索にも適用されることを発表しました。ページエクスペリエンスアップデートは2021年6月中旬よりモバイル検索で展開開始予定で、デスクトップ検索への適用はその後となる予定で、詳細は後々発表するとのことです。
https://www.youtube.com/watch?v=h00kn5J-F2Q

・品質の評価はサイトレベルで行っている(6月16日)
Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は、English Google SEO office-hours hangoutの中でユーザーの質問に対し、高品質かどうかはページごとに収集するのではなく、もう少しサイト全体を見て判断するカテゴリに入ると回答しました。あるページを改善すれば、同じサイトの他のページの品質にも影響するとのことです。
https://www.youtube.com/watch?v=mPaRgzaMroU

・Google、2020年は年間で4,500ものアルゴリズムを変更していた(8月23日)
Google は The Keyword 公式ブログにて、検索の仕組みについて説明する Google Search サイトをリニューアルして立ち上げたことを報告し、その中で2020年には年間で4,500を超えるアルゴリズムを変更していたことを明らかにしました。詳細な数値は同サイトの「厳格なテスト」より確認が可能となります。
https://blog.google/products/search/helping-people-and-businesses-learn-how-search-works/

・Google、検索結果へ表示するタイトルの生成に関する新しいシステムを導入(8月25日)
Google は Twitter の Google Search Central アカウントにて、検索結果へ表示するタイトルの生成について新しいシステムを導入したことを公表しました。従来は検索クエリに基づいてタイトルが変更されて表示されることがありましたが、新しいシステムではクエリには関係なく、ページ内で文字サイズが大きい視覚的なタイトルや ‹h1›タグなどを考慮して生成されるようになったとのことです。
https://twitter.com/googlesearchc/status/1430332861769416712

・Google が検索結果へ表示するタイトルを書き換えてもランキングには影響しない(8月29日)
Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は Twitter にてユーザーの質問に対し、Google が検索結果へ表示するタイトルを書き換えてもランキングには影響しないと発言しました。Google は日々アルゴリズムを更新しているためランキングが変動することはあるだろうが、タイトルの書き換えが原因ではない、とのことです。
https://twitter.com/JohnMu/status/1431885501544509444

■2022年の予測
 2021年5月にGoogleはBERTの1000倍以上の性能を備えているといわれる新しいアルゴリズム「Multitask Unified Model(MUM)」を発表しました。同技術は現在開発中であり、今後数年の間にリリースすると言われています。この「MUM」の実装に向けて私達ができる具体策はありませんが、Googleの「ユーザーにとって最適な検索体験を提供したい」という考えを考慮すると、引き続き「Core Web Vitals」や「YMYL/E-A-T」などを意識した良質なコンテンツ制作が重要だといえます。
 また、優先度は高くないものの、引き続きモバイルファーストインデックスへの対応や、近年増加傾向である音声検索・ローカルSEOへの対応も補足的に行うと良いでしょう。

 Googleは日々アルゴリズムの更新を行っておりますが、その先にはGoogleの目指す「快適なユーザーエクスペリエンス」があります。SEO動向を日々チェックすると共に、ユーザーのニーズを考え、ユーザーにとって価値のあるサイト制作を心がけることが重要な要素になってくると考えられます。
 検索市場は、アップデートによる影響で常に進化しておりますが、当社としても、お客様の期待に応える価値を提供できるよう、日々多くの事象を分析し、正確な情報を発信できるよう尽力して参ります。

<2021年1月~6月(順位変動要素)>

<2021年7月~12月(順位変動要素)>

<2021年1月~6月(アルゴリズム関連要素)>

<2021年7月~12月(アルゴリズム関連要素)>

調査概要

【調査主旨】
コンサル観点で見る【2021年SEO動向年間総括】と2022年の予測

【調査要綱】
調査日:2022年1月24日 ~ 2022年2月4日
調査対象時期:2021年1月 ~ 2021年12月

調査機関:アウンコンサルティング調べ
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広報担当  金井 TEL:03-5803-2776 /MAIL:pr@auncon.co.jp

[事業内容]
国内外含むアジア数拠点でSEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、リサーチなどのグ ローバルマーケティング事業及びアセット事業を展開

[設立] 1998 年6 月8 日
[本社]  東京都文京区本郷四丁目24 番8 号 春日タワービル 7F
[代表者] 代表取締役 信太明
[資本金] 341,136 千円 (2021 年11 月末現在)
[URL] https://www.auncon.co.jp

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