Global Thinking~グローバル・シンキング ~

中国、日本のGDPを逆転!


2009/07/30

中国、日本のGDPを逆転!


 2009年にもGDP規模が2位日本、3位中国から2位中国、3位日本と逆転するニュースが最近増えてきました。為替レートによっても変動しますが、私自身も既に逆転と感じています。特に上海を訪問する度に肌で感じます。20階建て以上の高層ビルは日本全体で2000棟と言われていますが、上海だけで1500棟もあります。圧巻です!

 さて、国の経済規模を表すGDP(Gross Domestic Product、国内総生産)ですが、因子分解するとどうなるかは意外と知らない方も多いと思います。答えは、個人消費(個人)+設備投資(企業)+財政投資(国)+財貨・サービスの輸出入差異です。名目GDPと実質GDPがあり、実質GDPは名目GDPから物価変動を引いた数値になります。国により、構成比に差があり、おおよそ日本は60%+15%+5%+20%、アメリカは70%+15%+-5%+20%となっています。アメリカは消費の国と言われるのがわかります。

 2008年の世界全体のGDP(IMF集計)は約60兆7000億ドルで、国別・地域別シェアはこちらです。今後は中国、ロシア、ブラジル、インド、メキシコあたりの新興国の成長が見込まれています。日本も頑張らないといけませんね!

 世界 60兆6898億ドル(100.0%)
 EU 18兆3941億ドル(30.3%)
 アメリカ 14兆2646億ドル(23.5%)
 日本 4兆9237億ドル(8.1%)
 中国 4兆4016億ドル(7.3%)
 ドイツ 3兆6675億ドル(6.0%)
 フランス 2兆8657億ドル(4.7%)
 イギリス 2兆6740億ドル(4.4%)
 イタリア 2兆3138億ドル(3.8%)
 ロシア 1兆6765億ドル(2.8%)
 スペイン 1兆6117億ドル(2.7%)
 ブラジル 1兆5728億ドル(2.6%)
 その他 2兆3238億ドル(38.2%)

 ただし、GDPは人口の多い国が有利な指標となります。本当に国民が幸せを体感しているかどうかは「1名あたりGDP」が適正だと思います。こちらは、北欧の国が上位を占めています。1位はルクセンブルク、2位以下はノルウェー、カタール、アイスランド、アイルランドと続いて、アメリカは11位、日本は23位です。人口減、国の成熟に合わせて、今後のこちらの指標が重要になりそうです。


2007年1人当たりGDPの世界ランキング
(転載元:社会実情データ図録より)


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GDP177,000,00037,100,000
Gross Domestic Product39,700,00028,200,000
国内総生産12,800,000880,000
個人消費5,520,00011,800,000
設備投資11,900,0008,140,000
財政投資71,8007,390,000
財貨・サービスの輸出入差異207833
名目GDP1,430,000187,000
実質GDP2,730,000260,000
IMF108,000,00020,400,000
1名あたりGDP38,7009,460,000